モネとジヴェルニーの画家たち 展
クロード・モネは42歳頃からパリを離れ小村ジヴェルニーに居を移し、近隣の風景を描き、庭作りに励み、あの一連の作品が生まれます。
今回の展覧会は、印象派の作品を受け入れ、ジヴェルニーの地で一種のコロニーを形成した、画家たち、その中でも70パーセントを占めたアメリカ人画家の作品を主に紹介しています。
面白い取り上げ方かな、と思いました。
本当に印象派の展覧会は多いですよね、そして一定の入場者は見込めますよね、私は平日に行ってきたのですが、混雑とはいかないまでも、それなりの人出でした。
今回の展覧会は、絵画史の一つのエポックとしてとらえるのも、見方としては良いのかもしれません。
小村ジヴェルニーに集まった画家たちの、交流、生活が眼に浮かぶようです。
人物画(肖像画)も多数展示されています。
光の表現、空気の伝わり方は、夫々異なって面白いのですが、矢張りモネの作品は違和感なく受け入れられます、見慣れたせいもあるのでしょうか?
モネの《積わら(日没)》の展示もあります、そして《ジョン・レスリー・ブレックの《積わらの習作・秋の日》、連作が展示されています。光の表現の違いを比較して観るのも面白いですよ。
光の陰影を上手く表現したブレックの連作は動きがありますよね。
クロード・モネ《積わら(日没)》
《ジョン・レスリー・ブレックの《積わらの習作・秋の日7》
以下の章に分けての展示です。
第一章 周辺の風景
第二章 村の暮らし
第三章 家族と友人
第四章 ジヴェルニー・グループ
澁谷のBunkamura ザ・ミュージアムで2月17日迄開催。
クロード・モネ《ジベルニーの冬》
セオドア・ウェンデル《花咲く野原、ジヴェルニー》
セオドア・ロビンソン《婚礼の行列》
ボナールの作品も展示されていて.....
ピエール・ボナール《にぎやかな風景》
チラシ
画像は全て、チラシからの引用です。
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