小谷元彦展 幽体の知覚
今更なのですが、この展覧会、元旦に観てきました。
新年の挨拶に使った東京タワーの写真を撮った日でもあるのですが。
元旦にもかかわらず?結構来ている方はおられました。
2月27日迄の開催ですから、もう残り三週間を切りましたよね。
まあ、森美術館の展示スペースいっぱいに、これだけの作品を発表できる.....素晴らしいことですよね。
ビデオ、写真、立体作品とその表現方法は様々ですが、潜在意識にある、感覚的なゾクッとするような感覚を瞬間的に呼び覚す、そんな感じの作品は説得力があると思いました。
技術能力の高さが一層引き立てているようです。
「彫刻特有の量感や物質性に抗う(あるいは逆手にとる)かのように、実体のない存在や形にできない現象、すなわち幽体(ファントム)をとらえ、その視覚化を試みてきたといえます」 とチラシの解説にありますが、兎に角、言葉の説明より、作品に触れると、直感的に鑑賞者の潜在意識下に潜む感覚が動き始めるはずです。
ファントム・リム(部分)
ダブルエッジド・オブ・ソウト(ドレス02)
ホロウ・リバーサル・クレイドル
ヒューマンレッスン(ドレス01)
SP4・ザ・スペクター 全ての人の脳内で徘徊するもの
チラシ(表)
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