映画(DVD) 『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』
雪の日なので、久しぶりの映画(DVD)鑑賞です。
原題:Caravaggio
製作国:2007年イタリア・フランス・スペイン・ドイツ合作映画
配給:東京テアトル
上映時間:133分
キャスト: アレッシオ・ボーニ、エレナ・ソフィア・リッチ、ジョルディ・モリャ、パオロ・ブリグリア
監督:アンジェロ・ロンゴーニ
撮影:ビットリオ・ストラーロ
劇場公開日 2010年2月
舞台は16世紀イタリア、母との別れ、ミラノでの絵画修業、そして、幼い頃から憧れのコロンナ侯爵夫人の援助で芸術の都・ローマに向かう、貧しさと病に苦しむカラバッジョに一人の青年が手を差し伸べる、そんな場面からこの映画は始まります。
やがてローマでダルピーノの工房に入ったカラバッジョは、酒場で、高級娼婦のフィリデに一目ぼれ。後々、映画の中で彼女は一定の存在感を持って描かれる。相変わらず貧困に悩む日々のなか、デル・モンテ枢機卿が絵の評判を聞きつけて、カラバッジョに生活の援助を申し出る......カラバッジョ38年の波乱に満ちた人生が描かれてく。
教科書通りのカラバッジョはこのように生きましたという伝記映画。
カラバッジョの有名な作品も、勿論登場しますが、カラバッジョの絵画に倣って、光の表現も映像という手段で、試みてはいるのですが、いまひとつ意外性も、驚きもない平凡な伝記映画になってしまっているのが残念。
でも、一定のレベルの映画であることは確かです、生意気な言い方ですいません。
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コメント
美輪さんコメントを頂き有難うございます。
如何にも伝記映画の趣ですよね、新発見が無かった映画でした。でも、面白く見ましたよ。
投稿: 美輪さんへ | 2011.02.13 23:30
この映画は銀座の映画館でカラヴァッジョの絵を観た後に観ました。私にはちょっと難しかったです。
投稿: 美輪 | 2011.02.12 22:25