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2011.02.25

映画(DVD) 幸せはシャンソニア劇場から

原題:Faubourg 36
製作国:2008年フランス・チェコ・ドイツ合作映画
配給:日活
上映時間:120分


キャスト: ジェラール・ジュニョ、クロビス・コルニアック、カド・メラッド、ノラ・アルネゼデール、ピエール・リシャール、ベルナール=ピエール・ドナデュー、マクサンス・ペラン
監督・脚本:クリストフ・バラティエ
制作:ジャック・ペラン、ニコラ・モベルネ
原案:フランク・トマ、ジャン=ミシェル・ドレンヌ、ラインハルト・ワグナー
撮影:トム・スターン
美術:ジャン・ラバス
音楽:ラインハルト・ワグナー

映画の筋書きは、よくある、お決まりのパターン、いくつも過去に観た気がする。
でもこの映画は一見の価値ありです。
音楽、映像、役者が素晴らしい。


1936年のパリで、下町の人々から長年愛されていたミュージック・ホール「シャンソニア劇場」は不況のあおりで経営が行き詰り、不動産屋ギャラピアに取り上げられてしまう。劇場で長く働いてきたピゴワルの妻は、浮気している。家を出ていまう。一人息子ジョジョは、家に閉じこもって、ラジオばかり聞いている老人からアコーディオンを習い、街角でアコーディオン弾きを始める。父親の経済を支える為だ。しかし、ジョジョは、補導されて、遠い街で暮らす、家を出た、母親にあずけられてしまう。母親は再婚していて、父親からの手紙も隠して、ジョジョには見せない。
ピゴワルは劇場を再開して、息子を取り戻そうと、仲間ジヤッキー、ミルーと共に、酒もやめて奔走する。しかし困難の連続だ。そこに、オーディションに来た美しいドゥースを採用、彼女の歌は大人気を呼ぶが、他の出し物は不評。有名な音楽プロデューサーの目に留まったドゥースは、彼と契約。劇場を去っていく。そんな時失意のピゴワルの前に、突然ジョジョが現れる。仲間が、彼の母親を説得し連れて来たのだ。一方、その昔、劇場の指揮者で作曲家だった、閉じこもり老人(ジョジョのアコーデオンの先生)のおかげで母親が歌手として活躍していたと知って、ドゥースが劇場に戻ってくる。観客も戻って来て大成功。しかし、フランス革命記念日の前夜、ギャラピアの手下によってジャッキーが殺される。銃を持ってギャラピアに仕返しに行くミルーを追ったピゴワルは…………この映画も、もうすぐエンディング、幕が閉じられる。

Syansoni


この記事、iPadタッチパネルでほぼ入力、大変だった。

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