DOMANI・明日展2010
未来を担う美術家たち
<文化庁芸術家在外研修の成果>
ということで、今年で12回目だそうです。
損保ジャパン東郷青児美術館で開催されていたときから見てきましたけど、今回の作品群が最も楽しめました。
出展作家は以下の通りです。
近藤髙弘(陶造形)
町田久美(絵画)
山口紀子(ファイバーアート)
流麻ニ果(絵画)
鈴木涼子(現代美術)
近藤聡乃(現代美術)
遠山香苗(絵画)
赤崎みま(写真
神戸智行(日本画)
古郷秀一(彫刻)
三好耕三(写真)
深井聡一郎(彫刻)
私が直ぐ眼に着いたのは、古郷秀一(彫刻)の作品。
ご自身も影響を受けたと仰っている李禹煥、私は好きな作家、若林奮の作品も思い浮かべたのですが、若林奮作品の素材の重量感重々しさと打って変わって、洗練されたフォルムは新鮮でした。
古郷秀一《木の回廊Ⅷ》
この画像は木材を彫り、積み上げた作品
神戸 智行の作品もとても良かった。
昆虫、植物を丁寧に描ききった作品は、自然のすがすがしさを大画面で見事に表現にしていますよね、これからも注目ですね。
神戸 智行《ハナモヨウ》
その他の作家の作品も、単純に楽しめる作品で素人の私にとって嬉しい、楽しい展覧会でした。
遠山香苗《07/07/10》
近藤聡乃《waiting sketch》
町田久美《手紙》
国立新美術館で1月23日まで開催。
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