デューラー展
blog投稿も久しぶりです。
どうも、飽きっぽい性格で駄目ですね、でもやめませんからね、細々でも継続しますよ。
先週日曜日は、東京藝術大学美術館で「黙示録-デューラー/ルドン展」国立西洋美術館で「アルブレヒト・デューラー版画・素描展」を観てきました。
とて良かったですよ。
でも、版画鑑賞は疲れる。
更に16世紀という時、西洋と宗教、目と頭の酷使ですよね。
藝大美術館の企画展は、この日迄でしたので先に行きました。
新約聖書の最終章ですよね黙示録は、西美の展示は、前半部分いわゆるイエス物語です。
藝大美術館のチラシにも書いてある通り、西美との関連企画でもあります。
合わせてみるのが正解ですよね、でも、藝大での企画展は終了しましたから......
約500年前のデューラー豪華木版画集が黙示録イメージを決定づけたとされています。
以後に、発表された黙示録イメージの変遷の中にデューラーの影響を観ようという企画です。藝大らしい視点かも知れません。
デューラー《聖ミカエル、竜を倒す》
マティアス・ゲールングの黙示録図像のコーナーは適度の解説付きで、楽しめましたよ。(町田市立国際版画美術館からの出展)
マティアス・ゲールング《力強い天使》
ルドンの作品は、矢張りルドンらしさの魅力、茫洋としたイメージ.....。
ルドン《....之に乗る者の名を死といひ》
藝大美術館の展示は、5日で終了しました。
デューラー以前 の黙示録図像、デューラー黙示録、デューラー以後の黙示録図像のコーナーに分けての展示でした。
西美のデューラー展は、宗教、肖像、自然の3コーナーに分けての展示。
宗教のコーナーの展示作品は先ほども書いたように、イエス物語のです。
正直、肖像、自然のコーナーの作品はなかなか気持ちが素直に入り混めませんでした、藝大の黙示録に時間をかけ過ぎて疲れてしまったせいかもしれませんが.....
あっと、驚くという意味では「神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の凱旋門」という作品は見ものですよね。
国立西洋美術館で「アルブレヒト・デューラー版画・素描展」は来年1月16日迄の開催です。
こちらの図録は、読み応え有りますよ、(ありそうですよ、まだ、チョット見だけなので.....)
三日月の上の聖母
キリストの復活
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