唐招提寺 金堂荘厳 展 -平成の大修理・よみがえる天平の彩り-
この美術館は、結構行く方です。
小さな展示スペースですが、時には味わい深い展示が行われます。
今回は、唐招提寺修復作業過程での調査成果を、天平の彩りと文様という視点で、創建期にまで遡る金堂装飾について、その痕跡が残る部材(国宝)の他、細密な文様図を記録した白描図や鮮やかな彩色復原図の展示が主となっています。(HP解説から一部引用しています)
他に、仏や瓦など遺物、創建当初の鴟尾に倣って新調されたものと同型の復原鴟尾も展示されています。
あのトルソ、如来形坐像(模造)の展示もありました。
どうでしょう、この文様と色彩のグラデーションは、懐かしい(日本古来の...)というより、唐様ですね、チョット異質な感じもします。
矢張り憧憬の地からの直輸入(影響)ということなのでしょうね。
多摩美術大学美術館で来年1月30日迄開催。
このところ、空と宇宙展に行ったり、古代メキシコ、オルメカ文明展(19日終了)に行ったり、今回は天平文化です。
タイムマシーンで行ったり来たりです、楽しい。
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