円山応挙-空間の創造-
「円山応挙は空間の画家である」
この言葉を念頭にじっくり鑑賞したい展覧会です。
如何に画面構成に工夫を凝らして、三次元空間を創造したのか、解説を読みながら観てきました。
眼鏡絵から解きほぐし、屏風絵、襖絵の大作へと観ていく過程は、とても刺激的です。
ただ、スペースの関係で、大幅な展示替えが行われます、ここが残念、もう一度足を運ばないと....ですよね。
先週日曜日の午後に行ってきたのですけど混雑はありませんでした。
早めの出陣、成功でした。
11月28日迄、三井記念美術館で開催。
第七展示室の「応挙二大傑作 松の競演」
松に孔雀図と雪松図屏風の競演展示、この空間は去りがたし.
そうそう、今回初公開の松鶴図屏風も必見ですよ。
以下の展示構成です。
遠近法の習得 -眼鏡絵
見たように描く -淀川両岸図巻
応挙様式の確立 ―絵画の向こうに広がる世界
応挙二大傑作 松の競演
雲龍図屏風
雨竹風竹図屏風
藤花図屏風
雪松図屏風
波濤図
おまけ
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