この絵が好き(有本利夫展2010)
先ずは、謝らないと。
有本利夫って、現役だとばかり思っていたこと、天覧会で直ぐに眼に着くのですが、どこかで観たようなという感じ、既視観から、あまり熱心に見なかったこと。
今回の展覧会「有本利夫展 天空の音楽 2010」を観て確かに既視観は否めないのですが、そう言ってしまえば
全ては模倣から始まる訳ですし、ご本人は十分承知の上での作品なのでしょう。
私は、正に有本利夫の個性そのものに消化、昇華していると思うのですが。
フレスコ画、古画に触発された作品は、そのマチエールフォルムで風化と今を共鳴させています。
春
土星
庭園美術館で9月5日迄
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