靴もこう撮ると物語りが生まれるんですね

三井記念美術館、三菱一号館美術館と巡って、さてさてと思いましたが。
まだ、帰るには早い時間でした。
ては、資生堂ギャラリーに行ってみようかなということで、暑い中、よく歩きました。

森のなかのあかり
チェコ写真の現在展

１０人の写真家が数点ずつ出展しています。

夫々、好みに違いがあるとは思いますが、私は、イヴァン・ピンカヴァの写真に興味を持ちました。

ヨゼフ・ボイスのための靴
この写真の前に立つと、私なりの物語が頭の中で．．．．．．

８月８日まで開催されています。

夢違観音さんにお会いしてきました（６年ぶりです）

三井記念美術館で開催されている
奈良の古寺と仏像
會津八一のうたにのせて展
に行ってきました。

夢違観音さんに６年ぶりでお会いしてきました。
端正なお姿に変わりはありませんでした。
６年前に東京国立博物館の法隆寺館で特別展示されているのを拝見して以来です。
あれから憧れの．．．．．東京国立博物館法隆寺館の時はケースに収まっていなかったように思うのですが勘違いでしょうか。矢張り、ガラス越しは少々残念でした。

お近くに、室生寺のお釈迦様も．．．．．．こちらは25日まででお帰りのようです。
お会いしたい方は、お早めに。

會津八一のうたと共に

国宝　観音菩薩立像（夢違観音）　法隆寺　

ちとせあまり
みたび周れる
ももとせを
ひとひのごとく
たてるこのとう

国宝　釈迦如来坐像　室生寺

わたるひの
ひかりともしき
やまでらの
しずけきゆかに
たつほとけたち

７月２７日には、東洋のトルソ唐招提寺の如来形立像もお見えになるようです。
お目にかかりたいですね。

奈良の古寺２０寺院に伝わる飛鳥時代から室町時代の仏像35点、仏教工芸品19点が出展されています。
ご興味のある方は、是非。
混雑するかもしれませんが？覚悟して．．．．．．９月２０日迄開催されています。

展示変えありです、御注意を。

今日の月

中国の官司、誰でしたっけ、忘れてしまいましたが。
左遷された地で、酒を飲んで、釣りをしていて水面に映った月のあまりの美しさに、思わず手ですくい取ろうとして、舟から落ちて落命したという話。
今日の月を見て思い出しました、犬の散歩途中のことです、家に帰ってカメラを持ち出して．．．．．．チョトブレテマスケド。

この絵が好き（有本利夫展2010）

先ずは、謝らないと。
有本利夫って、現役だとばかり思っていたこと、天覧会で直ぐに眼に着くのですが、どこかで観たようなという感じ、既視観から、あまり熱心に見なかったこと。

今回の展覧会「有本利夫展　天空の音楽　2010」を観て確かに既視観は否めないのですが、そう言ってしまえば
全ては模倣から始まる訳ですし、ご本人は十分承知の上での作品なのでしょう。
私は、正に有本利夫の個性そのものに消化、昇華していると思うのですが。

フレスコ画、古画に触発された作品は、そのマチエールフォルムで風化と今を共鳴させています。

春

土星

庭園美術館で9月5日迄