« 世界遺産 アンコールワット展 | トップページ | 梅の花が咲いていました »

2010.01.23

ルノワール 伝統と革新 展

Runoaru0001


ルノワール、人気の画家ですよね。
「印象派は、もういいかな?」という方もおられるかもしれませんね。
私も、行くか行くまいかと迷っていたのですが、その割には、さっさと行ってきてしまいました。
国立新美術館で、4月5日まで開催されています。

「DOMANI明日展2009」も24日までということでしたので、ついでに観てきました。
「こちらは、そこそこ」でした。

タイトルに「伝統と革新」とあるように、絵画の伝統と近代主義の革新の間で、絶えず模索をつづけた姿を分かりやすく....ということで、以下の章に分けて、代表作を含む約80 点を展示しています。

またこの展覧会のために行われた光学調査による、画家ルノワールの技法の紹介をしています。
(最近流行りですよね)ビデオ放映ありです。
私は、さらっと流してきましたが....

第1章ルノワールへの旅
 ゆかりの人物や風景を通して、ルノワールの人生と画業を紹介します。
第2章身体表現
 ルノワールが生涯を通じて追求した裸婦表現を、各年代の裸婦作品によってたどります。
第3章 花と装飾画
 “装飾画家”から出発したルノワールが絶えず探求した、“装飾芸術”とは。静物画と装飾画で紹介します。
第四章ファッションとロココの伝統
 肖像画家、風俗画家としてのルノワールの魅力をファッションと彼の愛したフランスロココの伝統の視点で紹介。

「幸福の画家」美しく楽しい絵画を描きたい。
そんなルノワールの作品に囲まれていると、その空間にいる幸せ、満足感がじわじわと心の中に....

私は、専門家ではないので、理屈は二の次、矢張り観に来てよかった。
目玉作品の展示は無いのかもしれませんが、まさにルノアールワールド。
そんな感じの展覧会で満足です。

ところで、ルノワールの裸婦画をどう思われますか?
私は「あまりー」の方です。

私が好きな作品。
私は、どちらかというと、ルノワールの描く女性の肖像画が好きです。
静物画にも、風景画にも良い作品があったのですが、あまりたくさん掲載できないので.... 

Runoaru2
アンリオ夫人

Runoaru3
団扇を持つ若い女

Runoaru4
ブウージヴァルのダンス
モデルは、「ヴァランドン」
ユトリロの母親ですよね。
こんな美人でなかったら、ユトリロの人生も変わったかも知れませんね。

Runoarumorizoblog
ジュリー・マネの肖像
女性画家の先駆、モリゾの娘ですよね。

Runoaruberarublog_6
テレーズ・ベラール

Runoarunuiblog
縫い物をする若い女

Runoairenublog
イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)

Runoairesublog
レースの帽子の少女

|

« 世界遺産 アンコールワット展 | トップページ | 梅の花が咲いていました »

コメント

achuさん、コメントを頂きありがとうございます。
ユトリロは好きですか。
数奇な人生ですよね。
ユトリロを観る機会は多いのですが、本当に良い作品は少ないような気がしています。
白の時代の数年に限られるような....
町田に西山美術館(個人美術館?)があります。
ロダンとユトリロの専門館です。
白の時代の作品が数点あります。
この美術館は、貸し出しは一切していませんので、この美術館でしか見ることはできません。
わざわざ出かけるほどではないかもしれませんが、機会があったらどうぞ。

ルノワール展、行かれるのであれば、時間をかけて、展示空間を楽しんできてください。
空いているといいのですが.....

投稿: achuさんへ | 2010.01.30 05:04

makoさん、こんにちは。

ルノワール展、私はまだ観に行っていないのですが、観に行きたいと思っています。
ちなみに、私もルノワールの裸婦の絵は「あんまり」です。なんか肌の描き方の感じがあまり好きになれず。。

ところで、ユトリロの母は本当に壮絶な人生ですよね。美人過ぎたのがいけなかったのか。。ユトリロも、そ
の母のお陰で大変な思いをしたと思いますが、その中から絵の才能が花開いてよかったですね☆

ルノワール展、観に行きましたら、また感想をコメントさせていただきます^^

投稿: achu | 2010.01.28 18:18

美輪さん、コメントを頂きありがとうございます。

『エリザベス』、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』は観ました。ケイト・ブランシェットですよね。
映画『エリザベス女王』は新作なのですか、気がつきませんでした。

私も、見切れない(借りてきた)DVDが6本たまっています。大変です。観ないで返すことになるかもしれません。

内藤ルネは残念ながら知りません。
あらゆる分野の一流アーティストの作品を見ることが大切ですよね。

展覧会は、3時間位かけて、じっくり見たいですよね。
ルノワール展、とても幸せな空間でしたよ。
せかせか観ないで、心に定着するまでじっくりですよね。

投稿: 美輪さんへ | 2010.01.26 20:43

ルノワール展少女の肖像画が可愛くてとてもタイプです観に行く予定はなかったのだけれど、洋服はあんなヴィクトリアンな感じの方が多いのかなちょっと興味が沸いてきました。職場の後輩が観に行くと言ってました私は先日愛のヴィクトリアンジュエリー展と映画『エリザベス女王』を観に行ってきました。どちらも女性向けの内容ですが、とても幸せな気持ちになれて良かったです私は今月来月は映画を沢山観に行く予定があったり、今度は内藤ルネ展に行ってきます。

投稿: 美輪 | 2010.01.26 00:07

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ルノワール 伝統と革新 展:

« 世界遺産 アンコールワット展 | トップページ | 梅の花が咲いていました »