パリに咲いた古伊万里の華
日本磁器ヨーロッパ輸出350周年記念。
碓井コレクションをまとめて紹介する初めての展覧会だそうです。
庭園美術館で12月23日まで開催されています。
まずは、HPの解説を...。
江戸時代、鎖国下の日本からも世界に向けて豊かな日本文化が発信されていました。その代表的な例が有田を中心に輸出用に焼かれた磁器です。今年10月15日は、日本磁器が初めてヨーロッパに向けて公式に輸出されてから350年目に当たります。本展はこれを記念し、ヨーロッパに渡った古伊万里を蒐集した碓井コレクションの中から、選りすぐりの名品を紹介します。中国磁器の模倣に始まった有田磁器は、日本独自の美意識と技術の発展により、本場中国を凌駕するまでに成熟していきます。磁器制作の技術が無かった時代のヨーロッパにとって、白く美しい東洋の磁器はあこがれの的でした。また、磁器は入手の困難さから、権威の象徴として王侯貴族の宮殿を豊かに飾る装飾品としても用いられていました。その後のヨーロッパ製陶史にも大きな影響を与えた古伊万里からは、東西文化の交流と融合の過程を感じていただけることでしょう。輸出用に焼かれ、日本国内では見ることのできない貴重な作品の数々も見どころです。
観に行って損はないとは思うのですが、絢爛豪華、、矢張り輸出用に作られた作品。
染付、柿右衛門様式の作品も展示されていますが、少数派。
石造りの立派な、広い邸宅には、このような作品でないと似合わないのかも知れません。
どうも私の生活感覚とは違いました。
当たり前ですよね。
何か、気持ちが入り込めなかった。
これも、焼き物の大きな流れの一部かなと.....歴史的な意味を考えさせられた展覧会。
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