映画 チェ39歳別れの手紙(DVD)
製作年 : 2008年
製作国 : スペイン=フランス=アメリカ
配給 : ギャガ・コミュニケーションズ
上映時間 : 133分
監督・脚本・撮影 : スティーヴン・ソダーバーグ
出演 : ベニチオ・デル・トロ 、 カルロス・バルデム 、 デミアン・ビチル 、 ヨアキム・デ・アルメイダ 、 エルビラ・ミンゲス
モーターサイクル・ダイヤリーズ、チェ28歳の革命、そしてチェ39歳別れの手紙。
他にも、ゲバラ映画はありますが....。
この三本は、良いですよね。
医学生時代の友人との南米各地を巡る旅行。
メキシコでのカストロとの出会いから革命戦士へ。
そして「革命か死か」文字通り革命に取り付かれた一生をこの三本の映画で概観できます。
この映画は、テレビから流れる、カストロがゲバラの手紙を読み上げる場面から始まります。
別れの手紙です。
そして、一年後。
カストロは言います。
「もう少し待てないか」
「今やらなければ50年後になる」
チェは言います。
物語は、ゲバラが残した「ボリビア日記」をなぞる形で、その後の約一年間を映像化しています。
辛い辛い映像です。
モーターサイクル・ダイヤリーズ、チェ28歳の革命からの落差にめいってしまうほどです。
政治的、歴史的評価は、私には分かりません。
一人の人間として、もう戻れないところまで思いつめていたのかもしれません。
私の、若い頃の英雄、今思うと複雑。
最後の場面。
監視役の兵士が訊きます。
「神を信じるか」
ゲバラは、
「人間を信じる」
と答えます。
最後の意地かもしれませんね。
相変わらず酔っ払い投稿。
拙文ご容赦を。
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