金大中氏死去
何年も使っていない書斎の本棚の積んであった1973年10月号の雑誌「世界」表紙。
ちなみに定価250円
私の青春時代、多感な頃に金大中事件はおきました。
私は大いに憤慨しました。
こんな事件を見過ごして、日本の主権はどうなるのか。
政府の対応に、怒りを覚えました。
新聞も然り、各紙の一過性報道に失望しました。
その中で、雑誌「世界」は記事を掲載し続けました。
かつて、小田実氏は、「新聞には何も書いていないから読まない」といっていた記憶があります。
高校の校長は、「新聞を隅々まで読め」といいました。
私は、通勤電車の中で毎朝新聞を読むのが楽しみです。
でも、忘れません。
金大中事件での新聞の対応を.....。
新聞を含め、マスメディアは、表面的な部分しか追えない宿命。
私が若い頃身につけた拘りです。
雑誌の方が...とも一概には思いませんが....。
金大中氏の政治的評価については、語る資格も知識もありません。
当時を思い返しています、相変わらず酔っ払いですが。
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