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2009.05.16

国立西洋美術館

Seiyou

さて、東京国立博物館本館の続きです。
西洋美術館では、世界遺産登録に向けて盛んに活動しています。
コルビジェの基本設計、実施設計、前川國男・坂倉準三・吉阪隆正担です。
昭和34年に建てられました。
増設部分は前川國男ですよね。

Seiyoukorublog

コルビジェは、渦巻状の設計にしたかったようです。
卍形?になってますね。
そして19世紀ホール、そうロダンの作品が展示されている場所です。
あの壁面に自分の写真コラージュを飾ろうとしたようです。実現していませんよね。
良かったのか悪かったのか。
先年、森美術館でコルビジェの大規模な展覧会がありました。絵画もたくさん展示されていました。
ご覧になった方、どう思われますか。
そして、屋上は庭園形式にして、植樹する予定でしたが、この件も頓挫したようです。
今は、上がることはできません。


前川國男は対面の東京文化会館も設計していますよね。
Tokyoubunka


あのピロティ、庇、特徴ありますね。
首を左右に振って比べて見ると楽しいですね。
前川國男は、西洋美術館屋上からの景観を意識して設計したそうです。
一度、屋上に上って見てみたいですね。

ル・コルビジェの設計思想は、前川國男、丹下健三そして安藤忠雄と引き継がれているようです。
ル・コルビュジエの主張する「新しい建築の5つの要点(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面)」(近代建築の五原則)を頭に入れて上野に行ったら建物をじっくり眺めるのも楽しいかもしれません。

保存されている前川國男私邸を撮りに行く、以前から計画しているのですが、なかなか行けません。
行ってきたら投稿します。

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