日本の美・発見 水墨画の輝き-雪舟・等伯から鉄斎まで
ツアーオブジャパン観戦後に行って来た展覧会。
動から静へ、この日は、いろいろあったけど終わりよければ全てよしでした。
出光美術館で明日31日まで開催されています。
会期終了一週間前だからでしょうか、雨の日にもかかわらず結構な人出でした。
墨に五色ありと言われるそうですが、水、墨、紙(絹)という素材にこだわり、濃淡、点、線を工夫し描きあげる世界は鑑賞者の想像力を盛んに刺激してくれます。
風景画の中に入り込み、動植物を楽しみ、人物画の表現に感心して....。
昔々、私も趣味で下手な絵を描いていたので、絵師たちが、今の世に蘇って自分の作品を見直したら、どの様に思うだろうかなんて考えたりもしました。
超目玉作品はありませんが、水墨画の歴史を垣間見ることの出来る良い展覧会です。
以下、HP解説から抜粋させていただきました。
本展ではまず、日本で水墨山水画が本格的に描かれ始めた応永年間(1394~1428)を出発点とし、日本の水墨画に大きな影響をおよぼした牧谿、玉澗らの中国水墨画も交えて、室町時代の水墨画を展観します。そして日本の水墨画表現が大きく飛躍した桃山時代の巨匠・長谷川等伯の屏風絵や、個性豊かな画家たちがさまざまな表現を試みた江戸時代の狩野派、琳派、文人画、さらには近代水墨画の富岡鉄斎の作品まで、出光コレクションによって日本水墨画の多彩な世界をご覧いただきます。
「破墨山水図」雪舟
「腹さすり布袋図」 相阿弥
「籠煙惹慈図」 浦上玉堂
チラシに使われている作品の虎の絵は長谷川等伯の竹虎図屏風の一部です。
竹虎図屏風、相変わらず迫力があって楽しめますよ。
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