一月のまとめ
不定期投稿でです。
毎月投稿できる自信がありません。
正月休みと土日を利用して、私が一月中に観て来た展覧会。
その中から、金賞、銀賞、銅賞を勝手に選んでみました。
金賞
ランドスケープ 柴田敏雄展
東京都写真美術館(2月8日まで)
アマチュアカメラマンでは、到底たどり着けない世界。
素晴らしい作品群に圧倒されました。
いとも美しき版画の世界 15世紀のデューラーから20世紀のピカソまで
八王子夢美術館((1月27日で終了)
もう、版画の楽しさがいっぱい。
版画の展覧会は結構見てきましたが、展示量的にも手ごろ、作品には、コレクター氏の感性にシンパシー感じっぱなし。
銀賞
開山無相大師650年遠諱記念
特別展「妙心寺」
東京国立博物館(3月1日まで)
公案本を再読するきっかけをつくってっくれた。何時まで続くか.....
分からないながら、書を前に頑張ってきました。
狩野三楽の屏風、襖絵絵には興味津々。
一日一寺、そんな旅をしたくなった。
銅賞
長倉洋海写真展 人間交路
コニカミノルタプラザ(2月2日で終了)
長倉洋海の気持ちが見事に表現された写真の数々に、和みの空間が広がっていた。
幸福感を持続しながら家まで帰ることができた。
その他の展覧会を 以下に.....楽しい展覧会も沢山。
チャロー!インディア:インド美術の新時代
森美術館(3月15日まで)
インドに対する、固定観念をぐらぐらと揺らしてくれた、いい展覧会。
映像をめぐる冒険vol.1
イマジネーション 視覚と知覚を超える旅
東京都写真美術館(2月15日まで)
ついでに寄った展覧会にしては、楽しめた。
ビデオインスタレーションにいいものが。
どこかで見たようなという感じも。
甦る中山岩太:モダニズムの光と影
東京都写真美術館(2月8日まで)
所謂、芸術写真の先駆者。
写真を、勉強されている方には、教科書のような展覧会。
真剣に楽しめた展覧会(変な表現ですね)
未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2008
文化庁芸術家在外研修の成果
国立新美術館(1月26日で終了)
損保ジャパンから、移転開催。
針金アートが面白かった。
このタイトルの展覧会、もうそろそろ......
近代の屏風絵―煌めきの空間―近代の屏風絵―煌めきの空間―
泉屋博古館分館で3月15日まで)
木村桜谷の作品が中心だったと思います。
望月父子の作品も。
大倉集古館とペアで行った展覧会。
追憶の羅馬展―館蔵日本近代絵画の精華
大倉集古館で3月15日まで)
昨年日本橋三越でご覧になった方は、パスしてもいいかも。
竹内栖鳳の蹴合、小林古径の木菟図等々に再会。
慶應義塾創立150年記念
特別展「未来をひらく福澤諭吉展」
東京国立博物館(3月8日まで)
慶応には縁がなかった私には、興味半減。
慶応閥の力を再認識。
福澤諭吉の散歩道は私にとっても懐かしい場所、変に感激。
金剛宗家伝来能面54面の重要文化財新指定記念
寿ぎと幽玄の美 国宝雪松図と能面
三井記念美術館(1月24日で終了)
これだけまとめて能面を鑑賞できたのは幸せ。
時代を超えて生き残った芸術は素晴らしい。
都市の表象と心象−近代画家・版画家たちが描いたパリ
ブリジストン美術館(1月18日で終了)
点数が少なくて、拍子抜け。
心を揺らしてくれた作品にも出会えず。
文字の力・書のチカラ ―古典と現代の対話―
出光美術館(1月15日で終了)
光悦、佐理の書は美しい。
「五月雨の傘うつ音にききほれてしはしの道を立ちつくしたり」
書家名は忘れましたがいい詩ですね。
没後40年レオナール・フジタ展
上野の森美術館(1月18日で終了)
キリストを描いた一枚の水彩。
私にとっての収穫。
森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 共鳴する静かな眼差し
東京都現代美術館(1月12日で終了)
心が反応してくれなかった。
ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力
東京都現代美術館(1月12日で終了)
なんでもありの、ごちゃ混ぜ展覧会の様相。
でも、ブラジルらしくて楽しかった。
展示作品の途中で、ジュースの試飲をやっていた。
生ぬるくて......
「夢の美術館 日本名建築写真展 ~時を超え 変わらない日本の美しさ~」
フジフイルム スクエア(1月28日で終了)
桂離宮や日光東照宮など日本を代表する建築を素晴らしいカットで......
全ての場所を旅して巡りたい衝動に駆られた。
いい展覧会でした。
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