「セザンヌ主義 -父と呼ばれる画家への礼讃」展
年末に行ってきた展覧会。
沢山の方が観に来ておられました、セザンヌは人気があるのですね。
横浜美術館で、1月25日まで開催されています。
タイトル通り、画家に与えたセザンヌの影響の大きさ、広さがよくわかる展覧会になっています。
チラシには、「ピカソ・ゴーギャン・マティス・モジリアーニ」と書かれていますが、日本人画家の作品も多数展示されています。
(以下に、HPから引用させていただきました)
ポール・セザンヌ
ポール・ゴーギャン、エミール・ベルナール、モーリス・ドニ、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、アンリ・マティス、
モーリス・ド・ヴラマンク、アンドレ・ドラン、アメデオ・モディリアーニ、モイーズ・キスリング、マルク・シャガール
有島生馬、安井曾太郎、岸田劉生、森田恒友、佐伯祐三、黒田重太郎、中村彝、前田寛治、木村荘八、林倭衛、小野竹喬 ほか
さて、セザンヌの作品について、好きか嫌いか、また、どのように説明すればよいのか?
と問われると、素人の私は、困ります。
ただ、「あー、セザンヌだ」なんです。
と言うところを、シンプルに分かりやすく見せてくれました。
チラシにもピカソが敬愛の心を示して「父」と呼んだとありますが、頂点にあった画家であって、現代絵画に与えた影響の大きさを改めて認識させられました。
もう少しセザンヌの作品をまとめて観られたら更によかったのですが......
私は、良い気分で帰路に着くことができました。
展覧会の構成はシンプル。
画像は、チラシから引用させていただきました。
よく見てきた絵画ばかりのような気もしますが......
先ず、プロローグ
続いて。
I 人物画
≪麦藁帽子をかぶった子供≫
≪縞模様の服を着たセザンヌ夫人≫
≪婦人像≫安井曽太郎
≪パトロンの娘≫ポール・ゴーギャン
II 風景画
≪ガルダンヌから見たサント=ヴィクトワール山≫
≪サント=ヴィクトワール≫林倭衛
III 静物画
≪りんごとナプキン≫
≪ターブルの上≫安井曽太郎
そして、エピローグで終了。
ということで、私の一枚
≪ガルダンヌ≫
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コメント
Takさん、コメント、TBを頂き有難うございます。
この一枚≪ガルダンヌ≫から、後に続く画家達が諸要素を学び、そして自分なりにアレンジしてきたのでしょうね、連綿と.....
投稿: Takさんへ | 2009.01.11 18:58
こんにちは。
「私の一枚」今観ても衝撃的な作品。
これを約100年前に観た画家さんの驚き
計り知れないものがあります。
投稿: Tak | 2009.01.11 15:39