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2008.12.03

石田徹也 -僕たちの自画像-展

Isidatirasiblog

年初から、丸印をつけていた展覧会。
急遽参戦してきました。

12月28日まで開催されています。


31才の時、鉄道事故で夭折した画家、石田徹也の展覧会。
メッセージ性をより前面に出した前期の作品 はやがて感性の赴くままに描く手法に変わっていきます。
益々、なぞめいてきます。
と言っても、10年間の間のことです。

鬱屈した表情の若者が描かれ続けます。
分身が、そっと飛行機の中に、自動車に機関車に、そして他人の中に自然の中に侵入していきます。
何度も、丹念に見直してみたくなるような絵画。
氏の世代が生きた時代、その時代背景を思い返しながら再度見直すのもいいかもしれない。

氏が生きておられたら、どのように作風が変化したのか....。
夭折の作家の作品は、いろいろなことを考えさせてくれますね。

Isidahikidasiblog
引き出し 1996年

Isidakennkoublog
健康器具 1997年

Isidakonnbiniblog
コンビニエンスストアの母子像 1996年


Isidatobenakublog
飛べなくなた人 1996年

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» 「石田徹也展」 [弐代目・青い日記帳 ]
練馬区立美術館で9日より開催される 「石田徹也―僕たちの自画像―」展の内覧会にお邪魔して来ました。 1973年6月16日生まれ。 1992年武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科入学。 1995年同大学卒業。 2005年5月23日逝去。享年31歳。 夭折した石田徹也氏初の東京で開催される展覧会。 70点以上の作品が練馬区立美術館2階の展示室に。 一点、二点と単品で拝見したことはありましたが、まとめてこれだけの数を目にするのはこれが初めてのこと。この展覧会が開催... [続きを読む]

受信: 2008.12.08 18:06

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