石田徹也 -僕たちの自画像-展
年初から、丸印をつけていた展覧会。
急遽参戦してきました。
12月28日まで開催されています。
31才の時、鉄道事故で夭折した画家、石田徹也の展覧会。
メッセージ性をより前面に出した前期の作品 はやがて感性の赴くままに描く手法に変わっていきます。
益々、なぞめいてきます。
と言っても、10年間の間のことです。
鬱屈した表情の若者が描かれ続けます。
分身が、そっと飛行機の中に、自動車に機関車に、そして他人の中に自然の中に侵入していきます。
何度も、丹念に見直してみたくなるような絵画。
氏の世代が生きた時代、その時代背景を思い返しながら再度見直すのもいいかもしれない。
氏が生きておられたら、どのように作風が変化したのか....。
夭折の作家の作品は、いろいろなことを考えさせてくれますね。
引き出し 1996年
健康器具 1997年
コンビニエンスストアの母子像 1996年
飛べなくなた人 1996年
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