山口薫展 都市と田園の間で
日曜日は寒かったですね、頑張って用賀から歩きました。
勿論行ってきて正解でした。
この展覧会は、12月23日まで開催されています。
チラシに使われている絶筆、この展覧会の象徴的な作品ですよね。
見た瞬間、「来迎図」だと思いました。
解説を書かれておられる方もそのような表現をされていますよね。
おぼろ月に輪舞する子どもたち 1968年
この色彩の明るさ、何かわかるような気がします。
といっても、実際に、この絵画を目の前にしないと.....です。
朱色、菱形が氏の作品の個性のように言われますが、私は、晩年の朦朧とした表現の中の明確なイメージ 、絶筆の鮮やかさに繋がる一連の作品が好きです。
サラサラ粉雪降る他に見られるような、カンバス地をこのように見事に取り入れる表現方法もあるのですね。
花の像 1937年
水 1941年
丸い沼と春の雪 1964年
サラサラ粉雪ふる 1960年
雪と少女 1954年
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