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2008.11.08

ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情

Hannmasuhoiblog

何時行こうか、何時行こうか....
やっと行ってきました。

この展覧会は国立西洋美術館12月7日まで開催されています。

光の表現に拘った作品が多く展示されていましたね。
デンマークのフェルメールという表現もあるようですが。
フェルメールと比較するのは酷かもしれません。
ハンマースホイもチョット不本意かもしれません。

室内を描いた作品展示のコーナー。
ハンマースホイの個性が最も顕著です。
この展示コーナーには魅了されますよね。
これで、鑑賞者が少ないと最高の空間になりそうです。

どうでしょうか、簡素なそして、静寂な室内の絵画も素晴らしいし、評判のようですが。

でも、私が魅かれたのは、肖像画です。
描く対象に対する心理的距離感(緊張感)がたまりません。

詩人リルケがイーダの肖像画を観て、ハンマースホイを訪ねたという話は、頷けます。
私は、ハンマースホイの肖像画に惚れこんで帰ってきました。

というわけで、以下にその作品の一部を....

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若い女性の肖像、画家の妹アナ・ハンマースホイ 1885年

Hannmasuhoi1blog
イーダ・イルステズの肖像、のちの画家の妻 1890年

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イーダ・ハンマースホイの肖像 1907年

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ふたりの人物像(画家とその妻、あるいは二重肖像画) 1898年


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3人の若い女性 1895年

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コメント

elmaさん、コメントを頂きありがとうございます。

展覧会場でも、とても楽しめたのですけれど。
今になってじわっと後を引いてきました。
忘れられない展覧会の一つになりそうです。

この展覧会、見逃さなくてよかったと痛感しました。

投稿: elmaさんへ | 2008.11.10 21:49

こんばんは、makoさん!

やはり、行って来られましたか。たぶん、お出かけになるだろうなと思っていました。

「室内の静寂さ」を描いた作品が私は、特に気に入りましたが、風景画も肖像画も良かったですよね。

何か「作業をする女性の絵」の後姿や横顔は、いかがですか?

画家の妹「アナ・ハンマースホイ」の肖像画は、とても清楚で感じがいいですね。イーダと向き合うハンマースホイの二人の肖像画も、深いものを感じさせられますね。

投稿: elma | 2008.11.09 19:18

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