バッテリーと背負子
「バッテリー」です、「バッテリー」ではりません。
イントネーションで意味が違ってきますよね。
書店には「バッテリー」という本が、平積みになっていますね。
面白い本なのですかね。
車のバッテリーが、あがってしまいました。
(何故、「あがってしまった」という表現をするうのだろうか)
余分なことばかり考えてしまう。
ということで、困った、いや困らない。
車を全く使わない生活も新鮮かもしれない。
このフレーズ、ADSLの時も使った。
ボンネットを開けた。
このようなとき、自分で処理するのが私の流儀。
①バッテリーを固定しているナットをペンチで回して外した。
②電極端子を固定しているナットを外そうとした。
きつく締められていて、ペンチでは回らない。
六角レンチを探したが、対辺の長さが合わない。
モンキーレンチでもダメ(端子に、ナットが埋まっているのだ)
ボックスレンチを探すが、見つからない。
③SXLまで歩いてボックスレンチを買いに行った。
(バッテリーも買おうとしたとき、型式をメモしてくるのを忘れたことに気がつく、私のいつものパターン)
④家に戻って、買ってきたボックスレンチを使って バッテリーを取り外した。
⑤そして、バッテリーをメモした紙片を胸のポケットに入れて、再度SXLまで歩いてバッテリーを買いに行った。
店員の方に「この型式のバッテリーはありますか」と訊くと
「このバッテリーは、あまり一般的に使われてないので、在庫はない、お取り寄せになる」
と言われてしまった。
困った。
⑥とぼとぼ歩いて、家に戻る。
⑦オートバックス に電話。
在庫があった。
一安心。
しかし、オートバックスはバスを乗り継いでしか行けない場所にある。
そしてバッテリーは重たい、どうしよう。
いろいろと考えた。
若い頃、山行に使っていた、背負子を思い出す。
⑧背負子を持ってバスに乗った。
バスに乗りながら考えた。
このようなとき、普通の人はタクシーを使うに違いない。 私にはその発想がないこ とに気がつく、(悲しい)
⑨オートバックスで目的のバッテリーを購入。
背負子に縛り付ける。
⑩バスを乗り継ぐなんて、まどろっこしことはできないので、一本で行けるバス停まで歩くことにした。
1kmていど、背負子を背負って歩いた。
⑪家に戻ると夕方。
肩と、腰が重い。
試しに、重さを量ってみた。
背負子と、バッテリーで17kg
重いものを背負っての山行は無理、歳かな~(さみしい~)
バッテリーを交換した。
エンジンがかかることを確認して、作業終了。
実はこの日、東博に「大琳派展」を観に行く予定にしていた。結局いけなかった。(空しい)
もう呑むしかない、そう思いながら家の中へ.......
写真の、背負子を背負って町中を歩いた、考えてみればおかしな恰好ですよね。
この状態で歩いた姿を想像して、チョット滑稽で楽しくなった。
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