一枚の写真の衝撃
オリンピックが始まります。(始まっています)
サッカー日本vs米国戦を見ようと、急いで帰宅、後半戦を見ましたが、残念な結果。
悔しくて、TVをぼーとして眺めていたら、一枚の写真が....。
「NHKスペシャル 封印を解かれた写真が語るNAGASAKI米軍カメラマンの苦悩原爆の真実」で紹介されていた写真。
火葬場に列に加わった、少年。
彼は亡くなった弟を背負っている。
写真に写った、少年の顔。
もう一生忘れられそうもない、衝撃的な写真だ。
もう番組が終わるまで、涙が止まらなかった。
番組の内容、意図は別として、この一枚の写真に.....
ものすごい写真に出合ってしまった。
この写真の展覧会、東京で開催されるのだろうか、是対、是非....。
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コメント
elmaさん、コメントを頂きありがとうございます。
単純過ぎるかもしれませんが。
このような写真は、見た瞬間、私の人生で積み重なった感情(多分、殆どの方の感情と)とシンクロするんだと思います。
写真の怖さと、素晴らしさですよね。
絵画も、彫刻も、私の鑑賞方法は同様です。
一瞬の勝負です。
現代絵画の解説文など、読む気もしないのです。
また、こんなことを書いて、偉そうに....ですよね。
投稿: elmaさんへ | 2008.08.10 09:37
こんばんは、makoさん!
>番組の内容、意図は別として、この一枚の写真に.....
>ものすごい写真に出合ってしまった。
makoさんは、いいドキュメンタリーをご覧になったのですね。残念ながら、私は、見逃してしまいました。(ちょうど、この時間は、帰路の電車の中・・・)makoさんのブログを拝見して、どんな写真なのだろうと思いました。
朝、出勤して少し時間がある時に、この話がでました。これを見た職場の人は、「とても衝撃を受けた」ようです。弟らしき赤ん坊を背負って、火葬場で、歯をくいしばって順番を待つ姿に・・・。たしかに、NスペのHPを見たら、載っていました。
明日は、長崎の原爆忌・・・。戦後63年。
あの少年は、何を思ったのでしょうか?無念な気持ち?ただ、「弟の死」を受け入れ、その後の決意を固める気持ち?・・・
昔、長崎には、2度行ったことがありますが、そのままの現実を扱った展示物を「しっかりと」みることができませんでした。あまりに惨くて・・・。
カメラマン「オダネル」の心境はいかばかりだったのでしょうか。彼は、この少年をず~っと探したようですね・・・。
投稿: elma | 2008.08.08 21:45