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2008.05.17

映画 エディット・ピアフ 愛の賛歌

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製作年 : 2007年
製作国 : フランス=チェコ=イギリス
配給 : ムービーアイ エンタテインメント
上映時間 : 140分

キャスト・スタッフ
監督・脚本 : オリヴィエ・ダアン
出演 : マリオン・コティヤール 、 ジェラール・ドパルデュー

エディット・ピアフの名曲を聞きながら、波乱万丈の生涯を追う伝記映画。

1915年にパリのベルヴィルで生まれたエディットは、育児放棄状態の母と生活している。
そんな母子を見かねて、大道芸人の父親が引き取るが、直ぐに祖母が営む娼館に身を寄せることになる。
栄養失調から失明の危機にもあうことになるような生活が続く。
後に大道芸人の父に引き取られ、巡業の旅生活が続く。
成人して、日銭を稼ぐためにストリートで歌っているところを、名門クラブのオーナー、ルイ・ルプレに認められ、その歌声から“ピアフ(雀)”と名づけられる。

既に、酒と薬の生活は始まっている。
パパ・ルグレはやみ社会によって殺されることになる。
やがて世界的なスター歌手となった彼女は、パリ、ニューヨークと活躍の場を広げていく。
そして、生涯最愛の恋人マルセルと出会う…。
ピアフの波乱万丈の生活は、更に増幅していく。

エピソードを盛り込みすぎて、ストーリーが散漫になってしまった。
ピアフの個性も強調しすぎ。

でも、見て後悔はしない映画。
人生を見事に歌で表現してきたピアフは素晴らしい。
一度聴いたら忘れられない歌声は、その所以だ。

カメラは日本人。
モンマルトルの町の俯瞰アングルは、ユトリロの絵画そのもの。
印象に残った。

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コメント

elmaさん、コメントを頂きありがとうございます。

映画は良いですよね。

もう少し冷静に撮ってもらいたかったと思いましたが....

でも、エディとピアフの歌は、彼女の人生そのもの、十分伝わる映画でしたね。

投稿: elmaさんへ | 2008.05.19 21:30

こんばんは、makoさん!

ピアフの生涯は、波乱万丈でしたね。ほんとうに、ドラマティックに生きた人だとおもいます。なぜか、悲しい・・・。そう思います。自分に忠実に生きたのでしょうが、最終的には、なぜか、悲しい・・・。最愛の人を得たとしても、それが叶わない・・・。真実の物語だったとしても。47歳の人生は短かったですね・・・。

マリオン・コティヤールの演技がすばらしいと思いました。「プロヴァンスの贈りもの」に出演していた彼女とは、別の人間ですね。役者というのは、いろいろな人間に変化できるので「うらやましい!」ですね。

昨年の暮れに観たという映画なのに、すっかり忘れていました。感動がすべて「上書き保存」されて、最新の記憶しかないのが残念なところです。でも、また、感動を思い出しています。

投稿: elma | 2008.05.18 22:55

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