ダイアモンド富士を追って080405
ダイヤモンド富士を追って稲村ケ崎に行きました。
結論は富士山も、夕日も雲の向こう。
残念でした。
午前中、ジョギングを終えて、歩いていたら、花まつりの行列に出会った。
ボーイスカートの可愛い少年が、恥ずかしそうに、お守り代わりにどうぞとと紙片を渡してくれた。
私は「どうもありがとう」と言って受け取った。
今日は、何か良いことがあるような気がした。
美術館に行こうか、ダイヤモンド富士の撮影に行こうか、彼が迷っていた私の気持ちに決着をつけてくれた。
空には、薄雲がかかっていた。
鎌倉の神奈川県立近代美術館に寄ってから、稲村ケ崎にダイアモンド富士の撮影に....結論。
午後の小町通りは、大混雑。
前を歩く方のおしゃべり歩きがもどかしい。
近代美術館では、葉山館会館5周年記念企画百花繚乱の絵画が開催されていた。
鎌倉本館、別館、葉山館の3館共通券を購入。
葉山館のロケーションが気に入っている私は、楽しみがもう一つ増えたわけだ。
鎌倉本館、別館の企画展を観終えて、いよいよ江ノ電に乗って稲村ケ崎へ......
予想通りだった、地平線の上は雲に覆われて富士山の姿はなかった。
太陽はまだ高く、雲に滲んで鈍い光を放っていた。
海風の中、本を読みながら待った。「奥の細道」の解説本を持参していた。
一時間待った。
とうとう、夕日が雲の向こうに隠れてしまった。
残念だったが、諦めた。
夕日も、富士山も、「寒いから早くお帰りなさい」と言っているようだ。
帰りの江ノ電の中で考えた。
「夕日が富士山の登頂に沈んでいく」(ダイヤモンド富士の定義)
それだけのことじゃないか。
今朝もらった、お守りを持っていくのを忘れたのがいけなかったのだろうか?
やはり秋から冬にかけての季節のほうが条件がいいのかなー。
またの日、挑戦してみよう。
何時になるか、何時にしようか......。
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コメント
うしろの正面さん、コメントをいただきありがとうございます。
>これ、(蓮のはなびらの形の紙片)散華ですね。
お寺でお坊さんが撒いてくれるのを、拾うんですが
なるほど、そういうことですか。
私は、その様な場面に遭遇したことがありませんので、知りませんでした。
>ダイアモンド富士、残念でしたね。
ちょっと意地になっています。
いつの日か、拙blogでご紹介できれば考えています。
下手な写真になると思いますが。
投稿: うしろの正面さんへ | 2008.04.09 12:44
これ、(蓮のはなびらの形の紙片)散華ですね。
お寺でお坊さんが撒いてくれるのを、拾うんですが、穢れなき少年がくれるというのも、よいですね。
これ、見覚えがあるので、わたしの持っているのと同じシリーズです。きっと。
ダイアモンド富士、残念でしたね。
>「夕日が富士山の登頂に沈んでいく」(ダイヤモンド富士の定義)
それだけのことじゃないか。
そうですよね、それだけのことなんです、けど、ね・・・。
いつか撮れたらいいじゃないですか。年二回の楽しみが増えて。
いつかきっと、お釈迦様のご加護がありますように。
投稿: うしろの正面 | 2008.04.08 13:05