映画 善き人のためのソナタ
製作年 : 2006年
製作国 : ドイツ
配給 : アルバトロス・フィルム
上映時間 : 138分
キャスト・スタッフ
監督・脚本 : フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
音楽 : ガブリエル・ヤレド
出演
ウルリッヒ・ミューエ
マルティナ・ゲデック
映画は、国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーの講義、いかに自供させるかの授業風景からはじまる。
東西冷戦下の東ベルリン。ヴィースラーは、大学の同級生の上司から、劇作家のドライマンと恋人のクリスタ(女優) が反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。
ヴィースラーは2交代で盗聴監視を始める。
しかし、盗聴、監視によって、ドライマンに連なる人々の世界を知ることで、ヴィースラー自分自身の心に微妙な変化が現れる。
そして、ある計画通りドライマンが書いた記事が、西独で公表されることになる。
その記事の作者の追求が国家保安省(シュタージ)によって開始される。
記事を書くのに使用されたタイプライターの特定がされて、その捜査が焦点になって物語が展開していく。
ヴィースラーがとった行動とは.....。
その結果は.....。
やがて、ベルリンの壁が崩壊し、生き延びたドライマンとその後のヴィースラーは....。
ラストシーンがうまくまとまっている。
役者が、その役をうまく演じていて、印象に残る映画。
きれいにまとまりすぎていると思いながらも、良い印象。
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