北斎 富士を描く展
最終日(3月2日)の午後、行ってきました。
この展覧会を見逃さなくて良かった。
これほど切実に感じた展覧会も珍しい。
間に合ってよかった!!
三越ギャラリーで3月2日まで開催されていました。
HPに本人が撮った富士山の写真か、絵画を持っていくと、無料で見られると書いてあったので....
富士山の写真なら、腐るほど駄作を持っているので、その中から、高尾から撮った写真を持っていきました。
受付嬢は、一瞬首を傾げましたが、どうぞお入りくださいといってくれました、有難う。
富嶽三十六景から50点、富嶽百景から102点が展示されていました。
もう、感激ですよね。
70歳を過ぎて、画狂老人卍と名乗って描き上げた名作。
これほどの絵師は、もう出現しないでしょうね。
例によって、メモをとりながら観てきたのですが、途中でやめました、書ききれません。
今回は、富嶽百景に興味津々。
以下は図録から。
まだまだ、いい作品が沢山。
海上の不二
甲州石班澤
駿州江尻
霧中の不二
深雪の不二
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コメント
elmaさん、コメントを頂きありがとうございます。
>大観の「富士」よりも北斎の方が、躍動感と構図のよさ、それでいて「自然さ」があって、好きです。
本当に、北斎の計算し尽された構図は、一目で引き付けられます。
当たり前ですが、全てに富士山が描かれています、あらゆる趣向で....。
一点一点、丹念に見てきました。
楽しかったですよ。
>高尾での『富士山』って、一昨年の暮れにブログに投稿された「富士山」ですか?
そうかもしれません。
テーブルの上に、たまたまあったものを持って行きました。
おほめ頂きありがとうございます。
三越ギャラリーは狭くて好きではないのですが。
今回は、拍手。
あらゆる意味で....。
投稿: elmaさんへ | 2008.03.05 05:06
こんばんは、makoさん!
>富嶽三十六景から50点、富嶽百景から102点が展示されていました。
3月2日で終了だったのですね・・・残念!
もうちょっと、時間が欲しいと思います。「土・日」が完全週休2日の人がうらやましい!
ほんとうに、そう思います。でも、makoさんのブログでまた違った北斎の富士を拝見できたので、満足(笑)です。
大観の「富士」よりも北斎の方が、躍動感と構図のよさ、それでいて「自然さ」があって、好きです。人が生きているし、富士も生きていると思います。最後の「深雪の不二」がいいなと思いました。
makoさんが持っていかれた高尾での『富士山』って、一昨年の暮れにブログに投稿された「富士山」ですか?あの写真、けっこう気に入っていますよ。
投稿: elma | 2008.03.04 23:05
うしろの正面さん、コメントを頂きありがとうございます。
>私はロートレックと抱き合わせで見てきました。疲れた・・。
私は、ブリジストン美術館との抱き合わせでした。
近代、現代絵画のコレクション展です。ザオ・ウーキーの作品をまとめてみることができました。満足です。
私は、午前中走って、昼食を食べて美術館へ出陣です
好きな絵を見ていると、ますます快適になってきます。
疲れのピークは、昼食後の眠気を感じた頃です。
北斎の企画展は、かなり見てきたつもりです。
今回の企画は、分かり易く、気に入りました。
えびす海岸。
さすが、うしろの正面さん。
私は怖くて、反対側の歩道から眺めるばかりでした。
ましてや、あの道の奥まで歩いて行く勇気はありません。
投稿: うしろの正面さんへ | 2008.03.04 20:41
私はロートレックと抱き合わせで見てきました。疲れた・・。
この展覧会があると知り、富嶽三十六景と富嶽百景と知ったとき、ほんまかいな!と思いました。
こんなにおいしい展覧会があっていいのか、と。
でも、行く前から、きっと全部しっかり見られる体力はないな、と思いました。濃すぎる。(笑)
私も大山と富士のツーショット持って行こうかと思いましたけど、プリントするのが面倒になったのでやめました。
こんな企画を出したら、お金払う人がいなくなるんじゃないかと思いましたが、案外作品の数が少なかったですね。
そうそう、これのあと、用があって恵比寿に出ましたが、見つけましたよ、えびす海岸。
あっ、ここか!と驚いた瞬間、横の扉から白い前掛けのおにいさんが出てきて怪訝そうに私を見ていました。
サーフボードは抱えていませんでしたよ。(笑)
富嶽s
投稿: うしろの正面 | 2008.03.04 12:24