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2008.03.29

映画 約束の旅路

D0172677

製作年 2005年
製作国 フランス
原題 VA, VIS ET DEVIENS
時間 149分
公開日 2007-03-10~
監督 ラデュ・ミヘイレアニュ

出演 ヤエル・アベカシス
ロシュディ・ゼム
モシェ・アガザイ
モシェ・アベベ
シラク・M・サバハ

イスラエル情報機関とアメリカ情報機関が、エチオピアのユダヤ人だけをイスラエルに移送した、“モーセ作戦”を行った。
その解説由来の説明から映画は始まる。


1984年、黒人の少年(モシェ・アガザイ)は、ユダヤ人を装いスーダンの難民キャンプからイスラエル行きの飛行機に乗り込む。分かれるときに、母親から、「行きなさい、何かをなすまで、帰ってきてはいけませんと言い放たれる」
イスラエルに到着後、彼はシュロモというイスラエル名をもらい、生活を始めるが、母が恋しく、馴染めない。
いざこざが絶えず、仕方なく、ヤエルとヨラム夫婦の養子となる。
彼は新天地で新しい生活を始めるが、黒人への差別は激しかった。
そして、ユダヤ人と偽って入国したことがトラウマとなる。

多難な人生を、心から支える、義母の愛情によって生きていくシュロモ。

やがて、医者となり、結婚したシュロムは国境なき医師団のメンバーとして難民キャンプに向かう.....。
生母、義母、恋人(妻)、愛情たっぷりの映画。

見切るのに、根気の要る映画。
鑑賞後は忘れがたい何かが残る、私は好きな映画。

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コメント

elmaさん、コメントを頂き有難うございます。

本当に、女性(母性)の偉大さを感じさせてくれる映画でした。

背景にあるものは何なのでしょう?

いろいろな国のいろいろな映画を沢山観ると
ハッとする、気づきが沢山ありますね。


投稿: elmaさんへ | 2008.04.14 19:51

こんにちは、makoさん!

私もやっと、DVDを借りてきて観ましたよ。

>鑑賞後は忘れがたい何かが残る、私は好きな映画。

このメッセージが気にいって借りてきたのですが、ほんとうに良かったですね。「大きな愛」を感じました。いい映画をありがとうございました。

投稿: elma | 2008.04.12 11:19

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