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2008.02.28

建築の記憶

Kenntikukioku


土曜日、午前中は春の陽気、ジョギングで汗を流しました。
午後は急変、猛烈な風の中、目黒駅から歩きました。
家で、映画を見ていたほうが良かったかなと思いながら。
でも出かけてよかった。
庭園美術館で3月31日まで開催されたいます。

まず、熊本城、江戸城の記録写真が展示されています。
荒城の様子に、これが本来のお城なのかなーと思ったりした。
今のお城は観光用ですものね。

そして宮家の住居、紫禁城、沖縄と続きます。

近代建築に入って、丹下健三、前川國夫のお馴染みの建物を撮った写真が展示されています。
写真家は、渡辺義男、村井修。
なるほど、やはりプロフェッショナルが撮る写真は説得力があるな。

石本泰博撮影の「桂離宮」は日本建築の美しさを素直に伝えてくれる。

杉本博司のソフトフォーカスの写真はもう、建物を撮るというより、その場で受けた、自分のイメージをフィルムに定着させたという感じ。

畠山直哉の作品は、建築過程を、鮮やかな色彩で、表現していて、現代アートの趣。

そして鈴木理策は雪の「青森県立美術館」をあのタッチで、建物と空気の色が溶け合っている。
彼ならではの作品に仕上がっている。

このような展覧会も楽しいと思いました。
強風の中、駅の反対側にある、目黒美術館に行ったのですが......。
早く帰宅したくなったので、20分程度で退散。

展示構成は以下の通りです。
1章:建築と写真との出会い
2章:近代建築へのまなざし
3章:建築史学構築のための写真
4章:写真がとらえたモダンの相貌
5章:写真家の目、建築家の仕事
6章:日本建築の美
7章:現代写真の建築

画像はチラシの切り抜きです。

Kenntikukioku1edo
横山松三郎「旧江戸城写真帖」より


Kenntikukioku1katura
石本泰博「桂離宮」

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渡辺義男撮影「前川國夫設計・東京カテドラルコンペ応募模型

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小川一眞撮影「乾清宮」
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鈴木理策「青森県立美術館」

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畠山直哉撮影「仙台メディアテーク」

Sugimmotoblog

杉本博司「安藤忠雄設計光の教会」 


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コメント

はっちべぇの素敵なぉ出会いさん、コメントを頂きありがとうございます。


はっちべぇの素敵なぉ出会いさんも更新頑張ってくださいね。

投稿: はっちべぇの素敵なぉ出会い さんへ | 2010.02.03 21:54

素晴らしいブログを読ませていただきありがとうございます。
これからも更新頑張ってください。

投稿: はっちべぇの素敵なぉ出会い | 2010.02.01 16:15

うしろの正面さん、コメントを頂きありがとうございます。

>桜が咲いたら素敵なコースですが・・・。

今日あたり、春めいた気候になってきました。
川とか、海とか水のある場所は大好きです。
花が咲いていれば、さらに最高ですよね。

昔、目黒川も、大雨が降ると氾濫しましたよね。

>コースの途中にウエストでお茶をします。

私は、滅多にお茶しません。
有名な店なのですか?
どうしても、「おちゃけ」になってしまいます。

私は、とても楽しみにしていた展覧会でした。
そして、楽しめました。

お出でになるのでしたら、陽気の良い日に、ゆっくりと。

この展覧会を見ながら、中判(6×4)カメラ、銀塩フィルムで久しぶりに撮ってみようかなと思ったりしました。

投稿: うしろの正面さんへ | 2008.03.04 12:44

建築、写真ときては、行かにゃあなるまい・・・・、でも他に見たいものもあるし・・・・と二の足を踏んでいましたが、記事を拝見し、やっぱり見ておくべきと思いました。

>強風の中、駅の反対側にある、目黒美術館に行ったのですが......。
うう、目黒川に沿ってさぞかし寒かったのではないでしょうか。
桜が咲いたら素敵なコースですが・・・。
私はイヤシイのでこのコースの途中にウエストでお茶をします。そうだ、そうしよう。全くどっちがメインなんだか。(苦笑)

投稿: うしろの正面 | 2008.03.03 12:48

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