映画 アンジェラの灰
原題 : Angela's Ashes
製作年 : 1999年
製作国 : アメリカ=アイルランド
監督/脚色/製作:アラン・パーカー
原作:フランク・マコート
共同脚本:ローラ・ジョーンズ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
キャスト(役名)
Emily Watson エミリー・ワトソン (Angela)
Robert Carlyle ロバート・カーライル
1930年代のニューヨーク。
マラキ(ロバート・カーライル)とアンジェラ(エミリー・ワトソン)は5人の子供と貧しい生活を送っていた。
ある日、生まれたばかりの娘マーガレットがベッドで冷たくなっていた。
マーガレットの死を機に、一家で故郷アイルランドのリムリックへ戻ることに。
親類を頼り小さな部屋を借りて生活を始めたものの、仕事もないのにプライドだけは高い酒飲みのマラキのせいで破たん状態が続く。
アンジェラは子供を守るために奔走する。
職を求めて、父マラキはイギリスへ単独出稼ぎに出掛ける。
クリスマスに一度帰郷するものの、再び出かけるともう戻ることはなかった。
そんな母、兄弟の姿を見守り続ける長男フランクは家族の長としてたくましく成長していく。
しかし、家賃を滞納しみそぼらしいアパートも、追い出されてしまい、いとこの家に厄介になる。
青年期になったフランクは、耐えられず、学校をやめ、家を出て、電報配達人として働き始める。
そして、.......。
そんな遠くない過去、日本も同じだったはずだ。
たくましい子どもは沢山いた。
ワーキングプアと言われる人達が1000万人を超えた日本。
今を生きる子どもたち、がんばれ。
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