「走ることについて語るときにぼくの語ること」について僕の語ること
この本は、売れているようですね。
色々な方が、紹介しています。
売れている本は読まないというのが私の主義ですが。
実は、しばらくして読まずにはいられなくなるのですが。
マラソンと創作活動についての随筆ということなので、読んでみました。
世界的な名声を得ている氏と比較するなんてとんでもないことですが、読み始めて直ぐ感じたこと。
氏は音楽を聴きながら走るんですね。
相変わらず固有名詞が次々出てきますね。
私は、絶対しません。
何故と言われても、返答の使用がありません。
私にとっては、そのほうが自然なんです。
走っていて、飽きるなんて一度も感じたことはありません。
走っている時の皮膚感覚がすきなんです。
多分、氏ほど几帳面に距離をこなす生活ではないからかもしれません。
小説家としての氏の生き方は、嫌いではありません。
氏も書いておられるように、夫々の作法があるのは当然ですから。
むしろ、好きなほうです。
ハーバードの新人女学生(ポニーテールの)に抜かれる場面では、代々木公園で中学生陸上部(女子)に追いつかないことをを嘆いたのを思い出しました。
足が痙攣して地獄を味わった場面は、青梅マラソンで同じ経験をしたなーと懐かしく思い出しました。
走る人の共有感覚って確実にあるんだな.........。
うれしかった。
氏の小説は数えるほどしか読んでいないので、何も書くことができないのですが。
強烈な印象はありません。
でも、先を読みたくさせる力は確実にありますね。
氏の生き方からこのような小説が生まれるのだなーと思ったりもしました。
変な感想ですね。
正月休みに、もう一冊長編を読んでみます。
もっと、書きたい事が山ほどあったはずなのに.....。
呑んで、書いてはいけませんね、反省します。
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