フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展
やっと行ってきました。
夜間狙いです。
「牛乳を注ぐ女」の前は、小さな列ができていましたが、混雑というほどではありませんでした。
何度も繰り返し列に並んで観てきました。
他の作品も良いものが多く展示されているのですが、この作品は空気が生きています。
今現在の空気を呼吸して生きているようです。
思ったほど、光の表現がきつくなく、滑らかな、暖かい色調、絵肌は観ていてあきません。
オランダが、国の威信をかけて流出を防いだ作品だけの価値はあると思いました。
いくら解説書を読んでも、印刷物を見ても、駄目。
絵画は、出会った数百分の1秒が勝負、つくづく感じました。
あー、きてよかった.....。
この瞬間がたまりません。
年初からダビンチの「受胎告知」とフェルメールの「牛乳を注ぐ女」は今年の2大イベントと思っていただけに。
今年はこれで....という感じで帰路につきました。
| 固定リンク
コメント
elmaさん、コメントを頂ありがとうございます。
すばらしい絵画ですよね。
見逃したら大変.....ですよね。
この絵画は生きている、という表現がいいと思っています。
他の作品群もいいものがあるのですが、矢張り絵になってしまっているという感じでした。
その夜の酒の美味いこと.....。
投稿: elmaさんへ | 2007.11.18 06:18
おはようございます、makoさん!
>あー、きてよかった.....。この瞬間がたまりません。
ほんとうに、そういう展覧会でしたね。
>絵画は、出会った数百分の1秒が勝負、つくづく感じました。
ほんとうにそう思います。
>いくら解説書を読んでも、印刷物を見ても、駄目。
同感、同感です。
makoさんの感激ぶりがすごく伝わってきました。
私も、今度は夜間狙いで行ってみたいと思います。
投稿: elma | 2007.11.17 09:25