映画 フリーダ
先日の、横浜美術館でのモリムラ先生の作品に刺激されたわけではありませんが.....。
DVDを借りてきて鑑賞しました。
原題 FRIDA
製作年度 2002年
上映時間 123分
監督 ジュリー・テイモア
出演 サルマ・ハエック 、アルフレッド・モリナ 、ジェフリー・ラッシュ 、アシュレイ・ジャッド 、アントニオ・バンデラス 、エドワード・ノートン
学生時代のバス事故で、九死に一生を得たフリーダ、しかし一生手術を繰り返し、体の苦痛とたたかいます。
そんな中、メキシコを代表する画家、ディエゴと出会い結婚。しかし、ディエゴは政治活動(共産党員)にもかかわり、また、派手な、女性関係は切れることがありません。そして、フリーだの実の妹にまで.....。
そして、離婚。
事故での療養中から描き始めたフリーダの絵画は、やがて、注目を浴びるようになります。
ディエゴのアメリカでの成功と挫折。
フリーダの絵画への評価、パリでの作品展。
メキシコに亡命してきたトロツキーとの関係。
フリーダの足は壊疽になり、車椅子での生活、やがてディエゴが戻ってきます。
そして、メキシコでの初めての個展。
そしてラストシーン。
ラテン音楽のバックもいいし、その歌詞がとても良い。
映像の色彩感覚も鮮やか......。
トロツキーも含めて、あの時代、いろいろ考えさせられる一本でした。
フリーだとディエゴのエネルギーと情念に感嘆。
トロツキーjとの関係は愛の旅人「トロツキーとの七年間」トロツキーとフリーダ・カーロに詳しく記されていますので、ご参考ください。
| 固定リンク
コメント
うしろの正面さん、コメントを頂きありがとうございます。
トロツキーとの関係は、初めて知りました。
良い勉強になりました。
ラテン音楽、その歌詞がとてもよかったと思いませんか。
あの原色の景色もいいですね。
横浜で森村泰昌はフリーだになりきっていました。
こちらも面白かったですよ。
女は強い、常識ですよね、安部総理夫妻を見てても実感できますね。
フリーダはまた格別ですね。
投稿: うしろの正面さんへ | 2007.09.19 08:28
フリーダ、ご覧になったのですね。
強い人ですよね。女は大抵、男より強いと思っているのですが、フリーダはダントツで強い。
しかも、ただ堪えるだけじゃなく、前向きにがんがん進む。
普通の人なら、まず精神が肉体の痛みに負けてしまうし、さらに女としてあそこまで手ひどい裏切りを受けたら世の中全てに絶望してしまいます。
フリーダの持って生まれたダイヤモンドのような精神、うらやましいと思いますが、わたしには豚になんとやら・・・。
おとなしく平凡な人生を送ることにしたいです。(笑)
映像が綺麗でしたね。
あの空と色彩に囲まれるとフリーダのような人が出来上がるのかもしれません。
投稿: うしろの正面 | 2007.09.18 13:36