映画 スタンドアップ
今週は、夏休み。
日中は暑いので、家で映画でもと思ったのですが、矢張り出かけました。
美術館から(多摩美術大学美術館に行ってきました)帰ってから、観ました。
原題 NORTH COUNTRY
製作年度 2005年
上映時間 124分
監督 ニキ・カーロ
出演 シャーリーズ・セロン 、フランシス・マクドーマンド 、ショーン・ビーン 、リチャード・ジェンキンス 、ジェレミー・レナー 、ミシェル・モナハン
私なんか、と何度も思った
お前なんか、と何度もいわれた。
それでも、立ち上がろうと思った。
(この映画のコピーです)
何でこんな男と結婚してしまったのだろう。
暴力に耐えかねた、ジョージー(シャーリーズ・セロン)は子供を連れて、故郷北ミネソタに戻る。
しかし、保守的な炭鉱の町では、十代でシングルマザーとなり、さらに父親違いの子供を連れて戻ったジョージーには冷酷だった。
父親には、迷惑がられ、母親には、元の鞘に戻るようにいわれる。
しかし、迎えに来た夫を、追い返したジョージーは、この地で、父親と同じ炭鉱で、働くことに決める。
家を買い、子供を養育していくには、男の中で必死に働くしかなかった。
過酷な労働、職場を取られると思う男たちの、嫌がらせ、いたずら、セクハラ、暴力。
更に、追い討ちをかけるように、いわれのない中傷で、子供は傷つき、ジョージーから離反していく。
もう耐えられない.......。
しかし、保身に走る数少ない同僚の女性達は、事態の悪化を恐れて、味方になってくれない。
彼女は、一人で立ち上がるしかなかった......。
彼女の、勇気、正義感というより、あなたならどうする、何が出来る、と訴えかけてくる映画。
事の大小の違いはあるにしても、我々の社会でも頻繁に起こる事では.....。
さあ、あなたならどうする.....。
流れる、カントリーミュジックがなんとも懐かしい。
たった、20数年前に起こった実話に基づいて作られた映画です。
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