« 東京マラソン2008 | トップページ | 上野での一日 »

2007.08.25

映画 プルーフ オブ マイライフ

20060110000pm00000viewrsz150x


原題 PROOF
製作年度 2005年
上映時間 103分
監督 ジョン・マッデン
出演 グウィネス・パルトロー 、アンソニー・ホプキンス 、ジェイク・ギレンホール 、ホープ・デイヴィス 、ダニー・マッカーシー 、ロシャン・セス

数学者親娘の話です。
凡夫の私にとっては、ある意味、とても羨ましかった。

精神のバランスを崩し、亡くなってしまった天才数学者の父。
キャサリンは喪失感を乗り越えることができず、精神的に困難な日々をすごしている。
自らも数学者を目指す彼女にとって、壊れていく父を看病し続けた上、ひとりで最期を看取ったのは辛かった。
また、自分も父と同じ運命をたどるのではないかとの恐怖に襲われる。

葬儀に駆けつけた姉は、ニューヨークに移住することを進める、姉は、父とキャサリンが過ごした家を整理して、キャサリンの面倒を見ることを告げる。

父の教え子、ハルは以前からキャサリンに好意を持っていた。そして、教授の業績の解明にキャサリンの家を頻繁に訪ねていた。

葬儀後のパーティーの翌日、ハルに一冊のノートを見せた彼女は、そこに書かれた数学界を揺るがす証明を前に、驚くべき言葉を口にする。「この証明をしたのは、父ではなく、わたしよ」。
しかし、ハルも姉も信じてはくれない。
ハルは、数式の解明と、キャサリンが行なった証明なのかの検証に奔走する。

ニューヨークに旅立つその日、留まることを説得するハルを振り切って、車はキャサリンは姉を乗せて空港に向かう。窓を開けた車の中にハルは、そのノートを投げ入れる.......。

張り詰めた、キャサリンの気持ちがひしひしと伝わってくる。

私は、良い映画でと思いました。


数学者の映画で思い出すのは、ビューティフル マインドです。
ラッセル・クロウが好演していました。

学生時代、若い数学の先生が、「3年間考え続けて解が得られなかったらあきらめて、次の命題に挑戦する」と盛んに言っていたのを思い出しました。

生まれ変わったら、数学者になりたい。
先週までは、建築家でしたけど。

|

« 東京マラソン2008 | トップページ | 上野での一日 »

コメント

あはは、また至急だあ。
早とちりもいいとこでしたね。
私は早とちりでしかも安請け合いで困っております。
何だろう、そんなに年上ではいらっしゃらないと思っていたので、まさか定年ではないだろうし、商売替え?と、妄想逞しゅうしてしまいました。

とび蹴りはもう出来ません。着地でアキレス腱を切るのが関の山です。
ご安心下さい。

投稿: うしろの正面 | 2007.08.25 22:09

うしろの正面さんには、至急!!ばかりですね。
今、上野から帰ってきてびっくり....。

どうも、夜中に投稿するのはよくないのかもしれません。
誤解をまねく表現でした。

私の専攻は、機械工学と電子工学です。(でした)
エンジニア(現役)ははるか昔に卒業です。
日本の会社組織ってそうですよね。

「先週までは、建築家にあこがれていました」と書くべきでした。
画家にも、音楽家にもあこがれたことがありました。
チャランポラン人生です。

でも、うしろの正面さんも、早合点ではないですか?

私と、似ているようです。

とび蹴りはご勘弁を.....。

投稿: 至急!!うしろの正面さんへ | 2007.08.25 19:53

えっ、えっ、えーっ!?

おー、良さそうだな、この次はこれを見てみよう・・・・・、と思い、最後の行に仰天!
以前、建築は守備範囲外だとおっしゃってませんでしたか?
そして先週までは、って?
なんだ、なんだ、なんなんだ~???♪
推理小説の種明かしの部分が落丁していたときのような、映画館で「乞御期待」のズガーン、という効果音を聞いたときのような気持ちがします。
いろいろと想像をめぐらしてみましたが、詮索はいけませんね。
でももし第二の人生のスタートだったのなら、お祝いを言わせて下さい。

投稿: うしろの正面 | 2007.08.25 10:01

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画 プルーフ オブ マイライフ:

« 東京マラソン2008 | トップページ | 上野での一日 »