映画 プルーフ オブ マイライフ
原題 PROOF
製作年度 2005年
上映時間 103分
監督 ジョン・マッデン
出演 グウィネス・パルトロー 、アンソニー・ホプキンス 、ジェイク・ギレンホール 、ホープ・デイヴィス 、ダニー・マッカーシー 、ロシャン・セス
数学者親娘の話です。
凡夫の私にとっては、ある意味、とても羨ましかった。
精神のバランスを崩し、亡くなってしまった天才数学者の父。
キャサリンは喪失感を乗り越えることができず、精神的に困難な日々をすごしている。
自らも数学者を目指す彼女にとって、壊れていく父を看病し続けた上、ひとりで最期を看取ったのは辛かった。
また、自分も父と同じ運命をたどるのではないかとの恐怖に襲われる。
葬儀に駆けつけた姉は、ニューヨークに移住することを進める、姉は、父とキャサリンが過ごした家を整理して、キャサリンの面倒を見ることを告げる。
父の教え子、ハルは以前からキャサリンに好意を持っていた。そして、教授の業績の解明にキャサリンの家を頻繁に訪ねていた。
葬儀後のパーティーの翌日、ハルに一冊のノートを見せた彼女は、そこに書かれた数学界を揺るがす証明を前に、驚くべき言葉を口にする。「この証明をしたのは、父ではなく、わたしよ」。
しかし、ハルも姉も信じてはくれない。
ハルは、数式の解明と、キャサリンが行なった証明なのかの検証に奔走する。
ニューヨークに旅立つその日、留まることを説得するハルを振り切って、車はキャサリンは姉を乗せて空港に向かう。窓を開けた車の中にハルは、そのノートを投げ入れる.......。
張り詰めた、キャサリンの気持ちがひしひしと伝わってくる。
私は、良い映画でと思いました。
数学者の映画で思い出すのは、ビューティフル マインドです。
ラッセル・クロウが好演していました。
学生時代、若い数学の先生が、「3年間考え続けて解が得られなかったらあきらめて、次の命題に挑戦する」と盛んに言っていたのを思い出しました。
生まれ変わったら、数学者になりたい。
先週までは、建築家でしたけど。
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コメント
あはは、また至急だあ。
早とちりもいいとこでしたね。
私は早とちりでしかも安請け合いで困っております。
何だろう、そんなに年上ではいらっしゃらないと思っていたので、まさか定年ではないだろうし、商売替え?と、妄想逞しゅうしてしまいました。
とび蹴りはもう出来ません。着地でアキレス腱を切るのが関の山です。
ご安心下さい。
投稿: うしろの正面 | 2007.08.25 22:09
うしろの正面さんには、至急!!ばかりですね。
今、上野から帰ってきてびっくり....。
どうも、夜中に投稿するのはよくないのかもしれません。
誤解をまねく表現でした。
私の専攻は、機械工学と電子工学です。(でした)
エンジニア(現役)ははるか昔に卒業です。
日本の会社組織ってそうですよね。
「先週までは、建築家にあこがれていました」と書くべきでした。
画家にも、音楽家にもあこがれたことがありました。
チャランポラン人生です。
でも、うしろの正面さんも、早合点ではないですか?
私と、似ているようです。
とび蹴りはご勘弁を.....。
投稿: 至急!!うしろの正面さんへ | 2007.08.25 19:53
えっ、えっ、えーっ!?
おー、良さそうだな、この次はこれを見てみよう・・・・・、と思い、最後の行に仰天!
以前、建築は守備範囲外だとおっしゃってませんでしたか?
そして先週までは、って?
なんだ、なんだ、なんなんだ~???♪
推理小説の種明かしの部分が落丁していたときのような、映画館で「乞御期待」のズガーン、という効果音を聞いたときのような気持ちがします。
いろいろと想像をめぐらしてみましたが、詮索はいけませんね。
でももし第二の人生のスタートだったのなら、お祝いを言わせて下さい。
投稿: うしろの正面 | 2007.08.25 10:01