伝統と融合の芸術ーインドネシア更紗のすべて展
多摩地区の美術館を巡ってきました。
その一つ、町田市立博物館で開催されています。
入館無料です。
女性の方と違って、誘いがない限り、このような企画展に行くことはめったにないのですが.....。
日本、インドメシア共和国 国交50周年記念の展覧会です。
この企画展は、大倉集古館にも巡回するようです。
インドネシアといえば、国自体より、バリ島の方が有名かもしれません。
いろいろな意味で、インドネシアと日本は戦前、戦後通して密接な関係にあります。
あまり気乗りがしなかったのですが、行ってびっくり、感激、すばらしいものでした。
館内の説明書きに、江戸時代の着物の生地の文様に影響を与えたと書いてありました。
あの浮世絵とも関係があるわけです。
何かとても懐かしくて、引き込まれるようにして鑑賞してきました。
私には、説明能力がありませんので、これまでです。
下手な展覧会に行くより、こちらのほうが、私には魅力的に映りました。
後期も行くつもり.......。
以下は、HPから引用させて頂きました。
○会期:
第1部
インドネシア更紗の基層:王宮と村
2007年7月31日(火曜日)~8月26日(日曜日)
第2部 融合と現代:北部海岸のバティックと現代
2007年9月4日(火曜日)~10月21日(日曜日)
○開館時間:午前9時から午後4時30分
○休館日:毎週月曜日(9月17日,9月24日,10月8日の祝日は開館し、翌火曜日が休館)
展示替期間(8月27日~9月3日)
○入場料:無料
インドネシア更紗(Batik=バティック)は、蝋による防染を繰り返して複雑な文様を染め上げていく臈纈(ろうけつ)染めのことです。多民族国家インドネシアでは、300を超える民族ごとに固有の文化が展開し、様々な外来文化と融合して、多様で豊かな歴史と文化が形成されてきました。そして、それらを反映したバティックが各地で生み出されてきました。
本展はバティックの歴史と魅力を広く紹介するもので、アジア地域研究を専門とされる国士舘大学教授戸津正勝氏のコレクションから約400点を選び、2部に分けて展示します。
日本とインドネシア共和国の国交50周年に向けてインドネシア諸研究者や現代作家の協力を得ながら、国内全域を網羅し、古い伝世品から現代の潮流まで、空前の規模でバティックを語る、まさにバティックの決定版といえる展覧会です。
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