熱狂の日音楽祭2007
5月3日、5日の二日行って来ました。
4公演の鑑賞でした。
本日(6日)で今年は終了です。
以下、参加公演内容と簡単なコメントを記します。
解説などとても出来ませんので。
5月3日12:00ホールB7マラルメ
オーヴェルニュ室内管弦楽団
下野竜也(指揮)
ヤナーテェク;弦楽のための組曲
バルトーク;弦楽のためのディヴェルティメント
ヤナーテェク;弦楽のための組曲は牧歌的、叙情的なとてもゆったりした気分になれた好演。
遠景の草原に薫風かおるという趣き。
下野竜也の小気味の良い指揮ぶりは健在。
5月3日13:45ホールB7マラルメ
マリー=ジョゼフ・ジュド(ピアノ)
ジャン=フランソア・エッセール(ピアノ、指揮)
ポアトゥ=シャラント管弦楽団
サン=サーンス;七重奏曲変ホ長調作品65
サン=サーンス;ウェディング・ケーキ作品76
サン=サーンス;動物の謝肉祭
おなじみの動物の謝肉祭は、コミカルで楽しい演目、楽しく聴くことが出来ました。
このような曲目は、もっと乗りのりで聴くほうがいいですよね。
あまりかしこってばかりではつまらないと思いますが。
5月5日13:15ホールガルシア・ロルカ
仲道郁代(ピアノ)
エベーヌ弦楽四重奏団
ドヴォルザーク;ピアノ五重奏曲イ長調作品81
この若者4人は、昨年も参加していました。
若い方の演奏は好きです。見た目もかっこいいですよ。
仲道郁代の、真っ赤なステージドレスも綺麗。
そうそう、演奏はどうかですよね。
東欧の牧歌的な風景を思わせる旋律は、何故か日本人の私にも、懐かしい気分にさせられます。
仲道郁代さん、来年も楽しみにしていますよ。
5月5日15:15ホールD7イプセン
古楽四重奏団
シベリウス;弦楽四重奏団ニ短調作品56「親しき声」
バルトーク;弦楽四重奏曲第5番Sz.102
東京芸大卒業4人組(男性チェロ、女性バイオリン、ビオラ)の熱演1時間超。
演奏者は、汗をぬぐいながらの演奏です。
シベリウス;弦楽四重奏団ニ短調作品56「親しき声」は、乗り切れませんでしたが、
バルトーク;弦楽四重奏曲第5番Sz.102はシンメトリックな構造と、激しい演奏部分がとても印象に残る熱演でした。
熱狂の日音楽祭では、下野竜也指揮の公演は、3年連続です。
来年も、彼が指揮する公演と仲道郁代の公演は外しません。
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