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2007.03.03

オルセー美術館展

Orusetirasi


先週の日曜日、開館時間(9時)に間に合うように行きました。
混雑を予想してのことです。
9時15分到着です。

チケットには、19世紀 芸術家たちの楽園と書いてあります。
このような世界を独り占めできたら、確かに楽園にいるような気分になれそうです。

入館待ちではありませんでしたが、入ると既に動かない行列が出来ていました。
ため息が出ました。

私は、行列が苦手なので、肩越しの鑑賞となりました。
この美術館に行くと何時も、学校の廊下?を思い出します。変ですかね。
それにラッシュ時の駅のホームの様子が加わります。

さて、作品ですが、魅力的な作品がたくさん展示されています。
印象派前後の作品展覧会は本当に多いですし、何時も混雑です。人気があるのですね。

余談になりますが、東京芸術大学の院生卒業作品展も見てきたのですが、こちらも(ある意味こちらの方が)新鮮で楽しめました。

前置きが長くなりました。
この展覧での私のベストは、クロードモネのアパルトマンの一隅です。
Mone

彼は、何故このような寂しげな絵画を描くのだろうか?(描いたのだろうか)咄嗟にそう思いました。
国立新美術館で開催される展覧会が今から楽しみです。

ジャン=フランソワ・ミレーの「グレヴィルの協会」
Mire

バルビゾンスクールの作家の作品はシンパシーを感じます。
何故なのか不思議なのですが.......。

カミーユ・ピサロ「赤い屋根、村はずれの冬の印象」
Pisaro

この色彩の微妙なバランスは少しでも間違えると、陳腐な絵になってしまいそうです。
その辺のバランスが魅力です。


ポール・ゴーガン「黄色いキリストのある自画像」Pt03_2


ゴーガンの作品の前は、一番混雑していて肩越しの鑑賞も不可でした。階段の途中から遠望している方もおられました。ゴッホとは、そりが合わなかっただろうなと思いながら見てきました。

ゴッホの絵画も2点ありましたが、私は、晩年の作品にとても惹かれます。


エドゥアール・マネ「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ
Pt04_1


ただただ「美しい」

ポール・セザンヌの「ギュスターヴ・ジェフロワ」は私にとって収穫ある作品でした。

長くなるのでこれまでにします。

見終わって会場を出ると長い行列。
35分待ちです。
人ごみがいやな人は、チョット.....。

 

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コメント

elmaさん、コメントを頂きありがとうございます。

混雑を予想して、頑張って朝早く行って来ました。
でも、混雑は避けらませんでした。
じっくり見られると幸せなのですが。
仕方ないですね。

本当に、行くべきか、行かざるべきか、考えてしまいますよね。

良い作品も、ラッシュの電車の中で見る状態では、がっかりですね。

投稿: elmaさんへ | 2007.03.05 12:43

おはようございます、makoさん!
朝早く行かれたのですね。相変わらずの混雑のようでしたね。
makoさんが取り上げた作品は、私も気に入りましたよ。
「アパルトマンの一隅」は、私もなぜか魅かれました。
もっと、ゆっくり見られると本当に「楽園」ですよね。

投稿: elma | 2007.03.04 07:15

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