ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展
とうとう行ってきました。
混んでいることを覚悟の出陣です。
2月25日で終了してしまうもので......。
来週は、東京マラソン出場でつぶれてしまうし....。
原宿の大田記念美術館で開催中です。
会館10分前に到着したのですが、もう既に並んでいました。
(この写真は帰るときに撮影しました。12時過ぎです))
開館と同時に、入館待ち60分のたて看板が登場しました。
小さな美術館ですから、場内整理がうまくされていて、あの北斎展での大混雑というわけでもなく、一時間半鑑賞することが出来ました。
勿論、今回の目玉作品、北斎の龍図、虎図も出会いの話からして感動ものですし、作品も北斎九十才の超人的迫力が伝わってくる名品です。
しかし、今回は、東洲斎写楽と歌川広重の質の良い作品に出会えて幸せでした。
実は、正月休みに、行ったのですが時間が半端で、入館しないで帰ってきました、前期の作品が見られずつくづく悔やまれます。
以下、謎の絵師写楽の展示作品を図録からご紹介します。
(前期、後期の展示作品を掲載しますのであしからず )
二世坂東三津五郎の石川源蔵
黒雲母摺り大首絵というそうですが、素晴らしい色彩バランスだと思いました。
二世瀬川富三郎の大岸蔵人人妻やどり木
嵐龍蔵の金貸石部金吉
初世尾上松助の松下造酒之進
さかやきと顔の表情がとても面白いと思いました。
四世松本幸四郎の肴屋五郎兵衛
中島和田右衛門のぼうだら長左衛門と中村此蔵の船宿かな川やの権
痩せ男、太め、眉、目鼻、阿吽の口、全て対照的に描いた面白い作品ですね。
三世坂東彦三郎の鷺坂佐内
三世沢村宗十郎の名護屋山三と三世瀬川菊丞の傾城かつらぎ
初世市川男女蔵の富田兵太郎と三世大谷鬼次の川島二郎五郎
動線が見事、きまってますね。
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