朝日新聞の読書欄から070226
最近、読書量が極端に減って、反省しています。
ただ、読書欄は好きで必ず読みます。
先週、日曜日の朝日新聞には、評者柄谷行人の、金と芸術(ハンス・アビング著)が掲載されていました。
面白かったので、要約します。
前略
二十世紀前半に、前衛芸術は「芸術の神話」を破壊しようとした。たとえば、「泉」と題して便器を出展したデュシャン。それは、いかなるものも芸術でありえるという主張である。しかし、ブルジョアは、そのような前衛芸術を高尚な芸術として仰ぐことによって、その破壊性を消してしまった。
中略
では、なぜ芸術に贈与したがるのか。
わが国は、わが社は、芸術に理解がある、というポーズを示したいからだ。芸術を神聖化するシステムは、国家と資本を神格化するシステムにほかならないのである。
さてさて、私も何かの渦に巻き込まれた行動しているのかも.......。
飲んでますので......この投稿は、覚めたら削除するかもしれません、あしからず。
知の巨人、立花隆
「(読書の)欲望がなくなったら、その人はすでに知的に死んでいる」。
私は、半死状態かもしれません。
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