岡本太郎の絵画 衝動から実現まで展
岡本太郎の作品製作過程が垣間見られる展覧会でした。
前日鑑賞した、「加山又造 アトリエに記憶Ⅱ」に続きとても興味深い展覧会でした。
この展覧会は8日で終了しました。
私にとって岡本太郎とは<傷ましき腕>です。
子どもの頃、確か近代美術館で見たと思います。
川崎市岡本太郎美術館に行くたびに、この作品に出会えます。
<夜>も好きな作品です。
抽象と具象の中間を目指した時期なのでしょうか?
岡本太郎は、対極主義を提唱しましたが、まさに極端と極端をぶつけることによる創造を目指したのだと思います。
難解な作品も多いのですが、岡本太郎のパッションは確かに伝わってきます。
そこが魅力なのかもしれません。
岡本太郎の創造活動は、なんとなく、既製の人生を生きている私のような人間に、パッションを引き起こさせることにあったのだと思います。
さて、この作品をどう思うか、人それぞれ異なるのは当たり前ですよね。作品名は<風神>です。
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