川崎小虎と東山魁夷展
川崎小虎の作品は近美等で時々見ていました。
まとめてみる良い機会だと思って行ってきました。
14日で終了です。
川崎小虎と娘婿、東山魁夷の共同展です。
東山魁夷の作品は、山種美術館、泉屋博古美術館所蔵のものも数点あり何度か見たことがあります。
わざわざ、見に来なくてもよかったのかなという感想です。
年暮るは京の家並みの夕景を描いていますが、魁夷の色調の特徴がすばらしくマッチングした良い作品です。北欧の湖に取材したスオミ(湖の国) もいいですね。
年暮る
川崎小虎の作品は、大和絵風の作品、囲碁(1921)、萌え出づる春(1925)、春の訪れ(1924)が矢張り好きです。
「うどんげの花を植える女」も興味を持ってみましたが、矢張り....。(日本画におけるアールヌーボーといわれたそうですが)
日本橋三越ギャラリーは狭いですね、いつも込んでいて、人通りの多い廊下で絵を見るという感じで、落ち着かないのが残念です。
小梨の花
うどんげの花を植える女
囲碁
川小虎(1886-1977)は大和絵の伝統に近代の感性を加え、新たな日本画の可能性を開拓しました。伝統的な大和絵からその画業をはじめた小虎は洋画主題を取り入れた革新的な作品を発表します。その後、平安朝を主題にロマンティックで幻想的な大作で評価を受ける一方、平凡な生活の中の喜びを謳う主題や、小さな動物への愛情溢れる作品など、90年の生涯をとおして誠実で純真な態度で絵画に向き合い、清らかな画境を確立しました。
大正15年、小虎が帝展に出品した「西天求法」に大きな感動を受けたのが、同年に東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学した東山魁夷(1908-1999)でした。縁により岳父となった小虎に対して、魁夷は作品だけではなく、芸術家として深い尊敬と敬愛の念をいだき続けました。非凡な造形力により静謐で平明な風景画を確立した東山魁夷もまた、生涯をかけて謙虚に自然と向き合い、画家として一筋の道を歩みました。このふたりの芸術家に共通する、知的な透明感溢れる画風は、互いの芸術への共鳴に裏打ちされているように感じられます。本展では、川小虎、東山魁夷という二人の画家が日本画壇に残した、清冽な軌跡を辿ります。
日本橋三越を出た後、銀座まで歩きました。
チケットを持っていたので、銀座三越でアン・リンガードコレクション展見てきました。
アンティークを取り入れる生活も楽しいですね。
さらに、日産ショールームでコンセプトカーを見て帰ってきました。
コックピットが180°回転する、バックの必要がない車だそうです。
何度か、バックでぶつけたことのある私としてはうれしい車なのですが、セッカチ、オッチョコチョイの私に向いている車なのかどうか微妙なところです。
このデザインは少々目立ちますね。
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