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2007.01.28

茅ヶ崎いつものコース

茅ヶ崎市美術館に行くと、何時ものコースを歩きます。

午前中、1時間程度ジョギングをして、暖かく気持ちのいい日でしたので、茅ヶ崎の何時ものコースを歩こうと思いつきました。

楽しみにしていた、萬鐡五郎の展覧会が開催されていることもあってのことです。

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2007.01.27

20世紀美術探検展

Cimg0031


国立新美術館会館の開館初日に行って観てきました。
盛りだくさんの展示で、力の入った展覧会です。

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2007.01.25

記憶に残る文章070125

釈尊の直弟子の一人舎利弗尊者には、次のような前生譚がある。彼は前世においてもきわめて忠実な仏教徒であって、布施、忍辱その他の、開悟にいたるための六波羅蜜行や八正道を忠実に行じていた。にもかかわらずまた人の身に生まれてしまったのだが、それは彼があるとき、道で出合った男の辱めを忍びかねたからであった。男は舎利弗尊者の清らかな眼をみて、ひとつ自分にくれと言った。尊者は片目をえぐり抜いてあたえた。男はついで、もうひとつくれと言った。尊者はふたたびあたえた。と、男は、何んだこんなものと言って道に捨ててしまった。尊者はそのとき、一瞬の怒りをおぼえた。辱しめを忍べなかったその一瞬の我執が、舎利弗尊者を成仏せしめず、ふたたび六道をへめぐらせることになったというのである。むろんたとえ話にすぎないが、この舎利弗尊者より、さらに徹底した利他行を行じた人びとが実際にいたことが、私にはおそろしい。

真継伸彦著 親鸞から引用しました。

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2007.01.24

国立新美術館070121

Sinnkoku


初日に行ってきました。

20世紀美術探検(有料)
日本の表現力
黒川記章展
の3企画展が開催されています。

20世紀美術探検は、さながら20世紀アート見本市の様相です。
展示フロアは広々としてい、明るくとても良い感じでした。
内容については、チョット書ききれません。初企画の記念に分厚い図録を購入してきました。

三つの企画展を回ると、4時間程度かかります。
疲れた。
でも楽しめました。

困ったのは、昼食です。
下段の、動画にもありますが、地階、2階、3階にレストランがあるのですが、列が出来ます。
周辺に、レストランはあまりありませんので、少々歩くことになります。


次の企画展のチケットも購入しました。2月は、2回行くことになりそうです。

話の種に行ってみるのもいいかもしれません。

以下、デジカメ動画です。もう少しうまく撮れた画像があり、アップロードを試みましたが、ファイルが大きすぎるのかサーバー側が受け付けてくれませんでした。言い訳です。

館内の様子
「CIMG0007.AVI」をダウンロード

日本の表現力のイベント
これが一番楽しかった。
「CIMG0002.AVI」をダウンロード

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2007.01.21

コニカミノルタプラザ070120

Yamaguti1blog


Yamaguti2blog


Furuyablog_1

25日まですが、
ギャラリーAでは古屋行男写真展 私の好きな坂道
ギャラリーB,Cでハービー山口写真展 それぞれの瞬間[Momennts of Life]
開催さいされています。

写真の原点を見たような気がしました。

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2007.01.20

琴はしずかに 八木重吉の妻として

琴はしずかに 八木重吉の妻として

吉野富子著
1976年初版 彌生書房刊


八木重吉と18歳で結婚し、23歳で死別、残された子ども、桃子と陽二も、中学生(旧制)のときに相次いで亡くします。その後、富子は重吉、桃子、陽二の思い出と詩を伴として生きていきます。

本書中にある、八木重吉の、もっとも長い詩を記します。

明日

まず明日も目を醒まそう

誰がさきにめをさましても

ほかの者を皆起こすのだ

眼がハッキリとさめて気持ちもたしかになったら

いままで寝ていたところはとり乱しているから

この三畳の間へ親子四人あつまろう

富子お前は陽二を抱いてそこにおすわり

桃ちゃんは私のお膝へおててをついて

いつものようにお顔をつっぷすがいいよ

そこで私は聖書をとり

馬太伝六章の主の祈りをよみますから

みんないっしょに祈る心になろう

この朝のつとめを

どうぞしてたのしい真剣なつとめとしてつづかせたい

さお前は朝飯のしたくにおとりかかり

私は二人を子守しているから

お互いに心を打ち込んでその務めを果たそう

もう出来たのか

では皆でご飯にしよう

桃子はアブちゃんをかけてそこへおすわり

陽ちゃんは母ちゃんのそばはすわって

皆おいちいおいちいいって食べようね

七時半ごろになると

わたしは勤めに出かけなくてはならない

まだ本当にしっくり心にあった仕事とは思わないが

とにかく自分に出来るしごとであり

妻と子を養う糧を得られる

大勢の子供を相手の仕事で

あながち悪い仕事とも思われない

心を尽くせば

少しはよい事もできるかもしれぬ

そして何より意義のあると思うことは

生徒たちはつまり「隣人」である

それゆえ私の心は

生徒たちにむかっているとき

大きな修練を経ているのだ

何よりも一人一人の少年を

基督其の人の化身とおもわねばならぬ
(自分の妻子もそうである)

そのきもちで勤めの時間をすごすのだ

その心がけが何より根本だ

絶えずあらゆるものに額ずいていよう

このおもいから

存外いやなおもいもはれていくだろう

進んで自分も更に更に美しくなり得る望みが湧こう

そうして日日をくらしていったら

つまらないと思ったこの職も

他の仕事と比べて劣っているとはおもわれなくもなるであろう

こんな望みで進むのだ

休みの時間には

基督のことをおもいすごそう

夕方になれば

妻や子の顔を心にうかべ乍ら家路をたどる

美しい慰めの時だ

よくはれた日なら

身体いっぱいに夕日をあび

小学生の昔にかえったつもりで口笛でも吹きながら

雨ふりならば

傘におちる雨の音にききいりながら

砂利の白いつぶをたのしんであるいてこよう

もし暴風の日があるなら

一心に基督を念じてつきぬけて来よう

そしていつの日もいつの日も

門口には六つもの瞳がよろこびむかえてくれる

私はその日勤め先ての出来事をかたり

妻は留守中のできごとをかたる

なんでもない事でもお互いにたのしい

そして お互いに今日一日

神についての考えに誤りはなかったかをかんがえ合わせてみよう

又それについて話し合ってみよう

しばらくは

親子四人他愛のない休息の時である

私も何もかもほったらかして子供の相手だ

やがて揃って夕食をたべる

ささやかな生活でも

子供を二人かかえてお互い夕暮れ時はかなり忙しい

さあねるまでは又子供等の一騒ぎだ

そのうち奴さんたちは

倒れた兵隊さんの様に一人二人と寝入ってしまう

私等は二人で

子供の枕元で静かに祈りをしよう

桃子たちも眼をあいていたらいっしょにするのだ

ほんとうに

自分の心に

いつも大きな花を持っていたいものだ

その花は他人を憎まなければ蝕まれはしない

他人を憎めば自ずとそこだけ腐れてゆく

この花を抱いて皆ねむりにつこう


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2007.01.15

どんと焼き

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皆さん、この炎を見ながら、何を願っているのでしょうか?

このような風習は、いいですね。
残したいですね。

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2007.01.13

川崎小虎と東山魁夷展

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川崎小虎の作品は近美等で時々見ていました。
まとめてみる良い機会だと思って行ってきました。
14日で終了です。

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ダビンチ 受胎告知

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新宿、小田急改札口の横にありました。

  
32年前?ダビンチの「モナリザの微笑み」公開には120万人が訪れたといわれています。
私も、行きました。
延々と並んだ列に加わり、「モナリザの微笑み」の前を歩きながら通過しました。
立ち止まって鑑賞するというわけにはいきませんでした。

さて、今からこの宣伝です。

同じようなことになるかもしれませんね。

どうされますか、私は行きます。

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2007.01.12

スーパーエッシャー展 ある特異な版画家の軌跡

Essyatirasiblog


先週、土曜の夜行ってきたのですが、矢張り込み合って追いました。
何故、こんなに込み合っているのでしょうか.......。

この展覧会は13日までの開催です。

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2007.01.11

詩070111

蜂が一晩 僕の病室に泊まって行った

朝 知らない間に出て行ったが

今夜も天井に泊りにくるだろうか


あの蜂は何か僕に用があったのではないか 


高見 順  重量喪失より

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2007.01.10

岡本太郎の絵画 衝動から実現まで展

Okamotoblog


岡本太郎の作品製作過程が垣間見られる展覧会でした。

前日鑑賞した、「加山又造 アトリエに記憶Ⅱ」に続きとても興味深い展覧会でした。

この展覧会は8日で終了しました。

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2007.01.07

加山又造 アトリエの記憶Ⅱ

Kayamablog

加山又造というと日本画家に分類されますが、この企画展シリーズを見ると実に、多彩な表現手段を持ていたことが分かります。

昨日の、スーパーエッシャー展の混雑と打って変わって、加山又造の世界を独り占めです。
展示作品点数が少ないこじんまりとした会場ですが、こちらのほうが、好きかもしれません。

美術館で2月25日まで開催されています。

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2007.01.06

ビル・ビオラ: はつゆめ

Biru1blog

副題に
「迫力、感動。幻想に包まれる空間へ
ヴィデオ・アート第一人者、「ゆめ」の全貌」
とあります。

そのとおり、期待に違わぬ、すばらしい作品群を観ることが出来ました。
また一人、目を離せない作家の出現です。

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2007.01.04

疎(東京ワンダーサイト渋谷)密(Bunkamuraザ・ミュ-ジアム)

スーパーエッシャー展に行ったのですが、入館しませんでした。
1時半頃到着したのですが、長蛇の列、なんとチケット購入迄45分待ちでした。
前売り券のある方は直ぐ入場できるとのことですが、とても入館する気になりませんでした。
(場内整理がうまくされていた経験が少ないからです)

私は、前売り券を持参したのですが、ごった返す中で、並んでみる気がしませんでした。
13日までの開催ですから、再度行くべきか、行かざるべきか思案中です。

ダリ回顧展、等々で、もうごった返す中での鑑賞はうんざり、でも観たい....。
(私がダリ回顧展に行った日は、本当に雑踏の中で見るようでした、車椅子の方にも配慮はされず、見えない見えないと盛んに仰っていたのが印象に残りました)

今日は、仕方なく、何かと話題のワンダーサイト渋谷へ。
この建物は、昔から知っていて、いやな予感はしていたのですが。
矢張り.......。
私は、素人ですから、作品に関して、批判的な記述はしないつもりですが、100%感性が共鳴しませんでした。

この展示会場、環境で入館料を取るたくましさに都民の一人としてむしろ感心してしまいました。
20分もいませんでした。
観客は当然?私一人。(ちなみにチケットには096の連番がありました)
受付には三人おられました。

世間の相場は意識したほうがいいと思いますし、世間は狭いということも分かっていただかないと、早晩この事業は中止ということになるのではないでしょうか。

友人に、「あそこは是非行って見たほうがいいよ」とはとても言えません。

世間は狭い、評判はあっという間に広がる......。
事業体にとって一番恐れる事柄だとと思うのですが。

あまり美術館に行くのも、考えようかなと思ってしまった、無駄に過ごした半日でした。

でも、観たいものは観たい。

この記事は、愚痴の類ですので、時機を見て削除させていただきます、予めご了承ください。


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2007.01.02

横山大観 生々流転

Ruten


昨年は、前半、後半2期に分けての展示でした。
こういう作品は、矢張り一気に観たいものですね。
というわけで、2日近美に行ってきました。

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2007.01.01

謹賀新年

Imgp5863


旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。

皆様にとって、稔り多い一年になりますように.......。

年明けから、ボケてしまいました。
レンズを装着して、焦点を合わせようとしたら、合わない!!
なんと、標準レンズと、マクロレンズを間違えて持ってきてしまった!!
仕方なく望遠レンズ(ズーム)で撮影。
ため息。

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