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2006.12.19

千住博展-フィラデルフィア「松風荘」襖絵を中心に-

Sennjyu

日本画家千住博の新たな挑戦です。
氏独特の手法で滝を見事に描き出しています。

3月4日まで、山種美術館で開催されています。

新日曜美術館で、製作過程を紹介していました。
その日、山種美術館に行ってきました。


アメリカ・フィラデルフィア市に保存されている松風荘(設計は吉村順三です)の保全事業の一環として、襖絵を千住博が無償で製作するとのことです。

吉村順三が設計した日本家屋に千住博のあの滝を描いた襖絵が収められることを考えると、ぜひその場で鑑賞したくなります。
無理ですが。

奥の展示室では、画業を概観できる作品も展示されています。
点数が少ないのが残念です。

興味のある方は、千住博のHPをご参考ください。


以下に、山種美術館のHPから解説文を引用させていただきます。

アメリカ・フィラデルフィア市フェアモント公園内に現存する書院造りの「松風荘」は昭和29 (1954)年に日米友好関係の発展を願う募金に基づいて、日本の市民から米国の市民への贈り物として、故吉村順三氏の設計により建築されました。当初の襖絵は故東山魁夷画伯が描かれたものでしたが、管理上の不備により全て損傷してしまいました。最近になって、ニューヨーク在住の千住氏がこの襖絵の依頼を受け、無償で制作、来年5月に寄贈されることとなりました。この度、当館にて日本で初公開し、作品の鑑賞と併せて、この日米文化交流の意義を多くの方々に知っていただきたいと考えております。

なお、展覧会にあたっては、襖絵20面を中心としながら、当館所蔵の千住作品と最新作品の「フォーリングカラーズ」も展示しておりますので、その幅広い芸術をお楽しみください。

*千住博の「博」は右肩の「`(点)」を取った字

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