ウィーン美術アカデミー名品展
数週間前に行ってきたのですが、なかなか投稿できませんでした。
チラシの副題に
-ルネサンスから近代まで-
クラナハ、ルーベンス、レンブラント...
とあります。
11月12日まで、損保ジャパン東郷青児美術館で開催されています。
レンブラントの若い女性の肖像に注目していたのですが、矢張りすばらしい絵画でした。
眼、血管まで表現した肌の描き方は見事の一語につきます。
まるで性格まで書き写しているように見えます。
クラナハ(父)の聖ドロテアとルクレティア
(西洋画を見ているのだなーと言う素直な気持ち)
ファン・ダイクの15歳頃の自画像
(天才の萌芽が既に.....)
ルーベンスの三美神
洋の東西を問わず書き続けられているテーマ、元祖のようなすばらしい描写。
その他
17世紀フランドルを代表するヤン・フェイトの静物画
ファン・ロイスダールの風景画(私の好きな自然主義の風景画です)
寓意画からアイデアを得た17世紀オランダの動・静物画
等々、ヨーロッパ絵画400年の歴史を垣間見れる良い展覧会でした。
以下にHPの解説文を引用します。
ウィーン美術アカデミー(ウィーン美術大学)とは?
1726年に設立されたオーストリア美術教育の殿堂。美術アカデミー付属絵画館はウィーン最古の公共美術館で、そのコレクションはルネサンスから近現代に至る名品で構成され、ウィーン美術史美術館に次ぐ規模を誇っています。ハプスブルク黄金時代のコレクション!
このコレクションは、女帝マリア・テレジアに仕えたランベルク伯爵(1740~1822)から遺贈された740点の絵画が基礎となっています。当時のウィーンは、モーツァルトやシューベルトが活躍し、文化・芸術の中心地でした。ウィーンの歴史と美を堪能できる作品群です。展覧会の見どころは?
ドイツ・ルネサンスの巨匠クラナハの板絵4点、ルーベンス、ファン・ダイク、レンブラントなど17世紀バロックの作家、スペインのムリーリョ、イタリアのグアルディ、アカデミーの教授たちの作品など約80点で、ウィーンで守り愛されてきた400年に亘るヨーロッパ絵画の流れを展観いたします。
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