モダンパラダイス・東京近代美術館
秋空を思わせる土曜日に行きました。
先週二回目の若冲と江戸絵画展は入場待ちの盛況でした。
この展覧会も、結構人気のようです。
意地悪な見方かも知れませんが、企画に困って......かなと思ってしまいました。
お馴染みの作品が並べられています。
でも、やはり良い作品は、何度見てもいいですね。
この展覧会で改めて感じたのは、写真の力も大きなということです。
岸田劉生の麗子像とマティスの娘の肖像が並べて展示されていました。
マティスのこの作品はいいですね。
半分の時間を常設展示の鑑賞に使いましたが、大幅に展示換えが行われていて、私はこちらのほうが楽しめました。
速水御舟の暁に開く花
青木繁の運命
その他、良い作品がたくさん見られました。
そうそう、劉生のブロンズ「手」も2階の企画展に展示されていました。
以前、町田市立博物館で、劉生の大津絵を見ましたが、本当に多才な人ですね。
佐伯祐三のライブマスクもありました。
岡本太郎の燃える人を見ていたら、エネルギーをもらいたくなって、次の日(日曜日)川崎市立岡本太郎美術館にいきました。
何か、子供の日記のような投稿記事になってしまいました。
少々、酩酊。
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コメント
うしろの正面さん、コメントを頂きありがとうございます。
カメラは、まだ直らないのですか。
早く直して、また良い写真を見せてください。
展覧会へは、あまり期待しないで行ってきてくださいね。
私のいいかげんな鑑賞眼での印象ですから.....
できれば、常設展示もご覧になるといいかもしれません。
投稿: うしろの正面さんへ | 2006.09.08 12:46
>この展覧会で改めて感じたのは、写真の力も大きなということです。
この一言に反応してしまいました。
makoさんをして、そう言わしめたものは何だろう?
私は、絵という手段の力に思いっきりたたきのめされているところですが・・・。
自分が何かを表現しようとするとき、それに最も適したものを選べばよいわけで、私は自分の絵を好きになれなれそうにないので絵という手段を採るのはやめたのですが・・・・、やっぱり絵はすごい・・・。
・・・こんな入口で迷っているようでは駄目ですね。
私もこの展覧会に行って、makoさんの感じたものが何であったか見てくることにしましょう。
投稿: うしろの正面 | 2006.09.07 12:50
elmaさん、コメントを頂きありがとうございます。
東京近代美術館の常設展は、好きですので、よく観に出かけます。
今回の展示は、いい作品ばかりで、楽しく観覧することができました。
それでも、夕方、あの空を見上げたときには、自然の色調はすばらしいと思いました。
古径は、私が、最も好きな画家の一人です。
投稿: elmaさんへ | 2006.09.06 12:34
おはようございます。
makoさんもそうでしたか、私も「川端龍子の草炎」には、見入ってしまいました。ちょうど、今頃の野原の草花が燃えるように咲いているのが、大胆に描かれているのが気に入りました。
また、荻原守衛の「女」を再び、見られたのが収穫でした。
私も、常設展のほうで、長いこと楽しみました。昔の図録を見たり・・・特に、「古径」「木村伊兵衛」「草間弥生」など。
投稿: elma | 2006.09.06 06:01