« 散歩060816 | トップページ | 「天地水 月光浴」 石川賢治 月光写真展 »

2006.08.19

熊田千佳慕展

Tikabo

不安定な天候の日、傘も持たずに、雨宿りを繰り返しながら、目黒、恵比寿、麻布と移動しました。

最初は、目黒です。
おじさんには、如何かなと思いながら目黒美術館の熊田千佳慕展に行ったのですが、心配無用でした。
とてもいい作品を観ることができました。

9月3日迄開催されています。

面塗りせずに、線のみで描くため、年に数枚しか描けないそうです。
一枚一枚、丹念に観て回りましたが、どれもすばらしいできばえです。

そして、展覧会場全体を遠望したのですが、以前に見た、児童文学を映画化した”秘密の花園”を思い出しました。こちらもいい映画でした。

副題は、花、虫、スローライフの輝きです。 
涼しい館内でいすに腰掛けて、のんびりと眺めてみてください。春の花園に迷い込んだ気分になれますよ。
子供に戻って、好奇心いっぱいにして........。

以下、画像は、チラシからの切り取り、文章はHPから引用させていただきました。

Tikabo1a


Tikabo1b


Tikabo1c


Tikabo1d


Tikabo1e


Tikabo1f


熊田千佳慕(くまだちかぼ 1911生まれ 95歳)は、第二次大戦前デザイナーとして、また戦後を絵本作家、昆虫や花を描く美術家として活躍を続けてきました。詩人・熊田精華は実兄で、その親友である山名文夫に千佳慕はデザイナーとして師事しました。東京美術学校在籍中の1934年に日本工房に入社。中心的なデザイナーだった山名が退職した後を継いで、海外向グラフ誌『NIPPON』のレイアウトなどを担当しました。
戦後は、絵本「不思議の国のアリス」を描いたのをはじめ、現在まで色彩豊かで緻密な昆虫や花の作品を数多く制作しています。フランスでも「プチ・ファーブル」という愛称で呼ばれ、ファーブルの昆虫記シリーズを描き続けています。 1998年には「福原義春サクセスフルエイジング対談 花と語り、虫と遊ぶ」(熊田千佳慕・福原義春 求龍堂)が刊行されました。
本展では、日本工房での仕事や絵本の原画、水彩画を中心に約300点で熊田千佳慕のこれまでの足跡をたどります。時代に流されず、深く優しいまなざしで生命を見つめる作家の姿をごらんください。

|

« 散歩060816 | トップページ | 「天地水 月光浴」 石川賢治 月光写真展 »

コメント

elmaさん、コメントを頂きありがとうございます。

絵本にも、読み応えのある作品がありますね。

最近では、”クレー絵本”と”小さな王様”を読みました。面白かったですよ。
そのうち、拙blogで紹介してみます。

投稿: elmaさんへ | 2006.08.20 02:37

おはようございます!
どれもきれいな絵ですね。おもわず、ワァ!と叫びそうです。自分がみつばちや蝶になって花の中に飛び込んでしまいそうです。こんな絵だいすきです。

シンクロかな?私も絵本のことを取り上げました。アップしたのは、今朝の5時ぐらい…です。

投稿: elma | 2006.08.19 09:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 熊田千佳慕展:

« 散歩060816 | トップページ | 「天地水 月光浴」 石川賢治 月光写真展 »