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2006.08.26

花鳥-愛でる心、彩る技<若冲を中心に>第五期(最終回)

Saisyuujyakutyu2
芙蓉双鶏図

この企画展も、五期目、いよいよ最終回です。
私は、全期観に行くことが出来ました。

三の丸尚蔵館で9月10日まで開催されています。

今期、同じ展示列に、森徹山の「孔雀図」、円山応挙の「牡丹孔雀図」がありました。
どちらがお好みでしょか......。

暫く比較鑑賞してみたのですが、この部分は若冲、この部分は応挙というわけで、
私の結論は、甲乙つけ難しでした。

無料で観覧できます。
全期にわたって、あえて記載しませんでしたが、この外にも良い作品が展示されていました。


以下、若冲の画像は、図録から、応挙の画像はHPからの引用です。

最終回です、宜しければご鑑賞ください。

Saisyuujyakutyu1
老松孔雀図

403ookyo

牡丹孔雀図 円山応挙 

Saisyuujyakutyu3
薔薇小禽図

Saisyuujyakutyu4
群魚図<蛸>

Saisyuujyakutyu5
群魚図<鯛>


Saisyuujyakutyu6
紅葉小禽図

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コメント

はろるどさん、コメント、TBを頂きありがとうございます。

マスコミの力もあって、今や若冲はアイドルみたいですね。

この次は、誰にスポットが当たるもでしょう。
予想してみるのも面白いですね。

私は、応挙と、若冲の孔雀をかなりの時間見比べていました。 

この部分は若冲、あの分の描写は応挙と勝手に勝敗をつけていました。

今年のアートシーンも後半戦ですね、何に期待されますか。

投稿: はろるどさんへ | 2006.09.04 22:01

makoさん、こんばんは。
応挙、徹山、若冲の孔雀対決は見応えありましたよね。
若冲や応挙はもちろん良いのですが、
徹山の作品もなかなか素敵だと思いました。
雌をあのように描くとは珍しい気がします。

プライスと言い、三の丸と言い、
しばらく東京は若冲で彩られましたね。
愉しかったです。

投稿: はろるど | 2006.09.03 23:58

うしろの正面さん、コメントを頂きありがとうございます。

最終日の午前中に行かれたのですね。
私も再度行きました。最終日の午後一時半ごろ入場しました。

この時間は、入場待ち10分でした。

若冲、基一を中心に鑑賞してきました。

基一も好きな絵師の一人です。

何時か、拙blogで、図録から引用して、特集を投稿したいと考えています。

何時になるか分かりませんが......。

三の丸尚蔵館にも時間があったらお出かけください。

投稿: うしろの正面さんへ | 2006.08.29 12:51

elmaさん、コメントを頂きありがとうございます。

5回に分けて、30幅の絵画を見てきました。
ベスト10を選ぼうかと思いましたが、止めにします。

プライスコレクションの若冲もよかったですよね。

上野には、最終日の午後、再度観にいってきました。
入場待ちでした。矢張り人気があるのだなと思いました。

投稿: elmaさんへ | 2006.08.29 12:43

若冲、滑り込みセーフで見てきましたよ。
makoさんがプライスコレクションも、動植綵絵もご覧になりに何度も足を運ばれたわけがよーく判りました。若冲はすごい!
有無を言わさぬ力でぐいぐいとこちらを飲み込んで来ました。
こちらに考える暇を与えてくれませんでした。
なにかに取り付かれたような心地さえします。
やはり何度か見て、冷静さを取り戻す必要があったようです。
ああ、でも、すでに遅し!
お金と時間を融通して相国寺に行くか?・・・かなり厳しい・・・。

大胆な構図、緻密な表現、モダンな色合い、そしてちょっと向こうの世界に踏み込んでいるような、畳み掛けてくるような完成度。
この、ちょっと行っちゃっているような味わい、危ない・・・。
そして、可愛かったりして。

すみません。まだコーフン状態なもので。

投稿: うしろの正面 | 2006.08.28 23:35

makoさん、こんばんは!

若冲さんの絵、今回は、涼しげな魚群がいいですね。蛸がユーモラスです。
モノトーンに近い感じがすてき!気持ちよさそうに泳いでいますね。
「紅葉小禽図」もこれからの季節を予感させてくれますね。

投稿: elma | 2006.08.27 20:11

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宮内庁三の丸尚蔵館(千代田区千代田1-1 皇居東御苑内 大手門側) 「花鳥 - 愛でる心、彩る技<若冲を中心に> 第5期」 8/12-9/10 ついに最終回、第5期を迎えた三の丸尚蔵館での「花鳥」展です。今回はまず、応挙、徹山、若冲の「孔雀対決」から挙げたいと思います。   孔雀図と言えばやはり真っ先に応挙を推すべきかもしれませんが、その弟子である森徹山の「孔雀図」(18-19世紀)もなかなか優れています。その特異な構図感。雌の孔�... [続きを読む]

受信: 2006.09.03 23:58

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