花鳥-愛でる心、彩る技<若冲を中心に>第五期(最終回)
芙蓉双鶏図
この企画展も、五期目、いよいよ最終回です。
私は、全期観に行くことが出来ました。
三の丸尚蔵館で9月10日まで開催されています。
今期、同じ展示列に、森徹山の「孔雀図」、円山応挙の「牡丹孔雀図」がありました。
どちらがお好みでしょか......。
暫く比較鑑賞してみたのですが、この部分は若冲、この部分は応挙というわけで、
私の結論は、甲乙つけ難しでした。
無料で観覧できます。
全期にわたって、あえて記載しませんでしたが、この外にも良い作品が展示されていました。
以下、若冲の画像は、図録から、応挙の画像はHPからの引用です。
最終回です、宜しければご鑑賞ください。
老松孔雀図
牡丹孔雀図 円山応挙
薔薇小禽図
群魚図<蛸>
群魚図<鯛>
紅葉小禽図
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コメント
はろるどさん、コメント、TBを頂きありがとうございます。
マスコミの力もあって、今や若冲はアイドルみたいですね。
この次は、誰にスポットが当たるもでしょう。
予想してみるのも面白いですね。
私は、応挙と、若冲の孔雀をかなりの時間見比べていました。
この部分は若冲、あの分の描写は応挙と勝手に勝敗をつけていました。
今年のアートシーンも後半戦ですね、何に期待されますか。
投稿: はろるどさんへ | 2006.09.04 22:01
makoさん、こんばんは。
応挙、徹山、若冲の孔雀対決は見応えありましたよね。
若冲や応挙はもちろん良いのですが、
徹山の作品もなかなか素敵だと思いました。
雌をあのように描くとは珍しい気がします。
プライスと言い、三の丸と言い、
しばらく東京は若冲で彩られましたね。
愉しかったです。
投稿: はろるど | 2006.09.03 23:58
うしろの正面さん、コメントを頂きありがとうございます。
最終日の午前中に行かれたのですね。
私も再度行きました。最終日の午後一時半ごろ入場しました。
この時間は、入場待ち10分でした。
若冲、基一を中心に鑑賞してきました。
基一も好きな絵師の一人です。
何時か、拙blogで、図録から引用して、特集を投稿したいと考えています。
何時になるか分かりませんが......。
三の丸尚蔵館にも時間があったらお出かけください。
投稿: うしろの正面さんへ | 2006.08.29 12:51
elmaさん、コメントを頂きありがとうございます。
5回に分けて、30幅の絵画を見てきました。
ベスト10を選ぼうかと思いましたが、止めにします。
プライスコレクションの若冲もよかったですよね。
上野には、最終日の午後、再度観にいってきました。
入場待ちでした。矢張り人気があるのだなと思いました。
投稿: elmaさんへ | 2006.08.29 12:43
若冲、滑り込みセーフで見てきましたよ。
makoさんがプライスコレクションも、動植綵絵もご覧になりに何度も足を運ばれたわけがよーく判りました。若冲はすごい!
有無を言わさぬ力でぐいぐいとこちらを飲み込んで来ました。
こちらに考える暇を与えてくれませんでした。
なにかに取り付かれたような心地さえします。
やはり何度か見て、冷静さを取り戻す必要があったようです。
ああ、でも、すでに遅し!
お金と時間を融通して相国寺に行くか?・・・かなり厳しい・・・。
大胆な構図、緻密な表現、モダンな色合い、そしてちょっと向こうの世界に踏み込んでいるような、畳み掛けてくるような完成度。
この、ちょっと行っちゃっているような味わい、危ない・・・。
そして、可愛かったりして。
すみません。まだコーフン状態なもので。
投稿: うしろの正面 | 2006.08.28 23:35
makoさん、こんばんは!
若冲さんの絵、今回は、涼しげな魚群がいいですね。蛸がユーモラスです。
モノトーンに近い感じがすてき!気持ちよさそうに泳いでいますね。
「紅葉小禽図」もこれからの季節を予感させてくれますね。
投稿: elma | 2006.08.27 20:11