人間国宝 三輪壽雪の世界
焼き物については、よく分かっていないこともあって、あまり期待しないで観にいくのですが、(結構行きますが)
この展覧会は、閉館時間まで、2時間半程、飽きることなく鑑賞することが出来ました。
お勧めです。
東京国立近代美術館工芸館で9月24日まで開催されています。
なんといっても、壽雪の鬼萩の肌、休雪白は、強烈なインパクトを与えてくれました。
解説の中にもありましが、壽雪の茶碗は、茶碗の形を借りた、オブジェです。
鬼萩以外の作品も、素晴らしいことにに違いは無いのですが、私は鬼萩の茶碗に見とれていました。
窯の中に置く作品の位置により、翠色、紅色に染める窯変茶碗もとても魅力的です。
下記に、チラシの写真を引用させていただきますが、矢張り肌のざらつき具合、その陰影、休雪白との対比は実際の作品でないと.....。
図録、とDVDの販売がありましたが買いませんでした。
以下に、HPの解説文を引用させていただきます。
萩焼の重要無形文化財保持者(人間国宝)で、96歳の今なお現役の陶芸家として活躍している三輪壽雪氏(十一代休雪)。萩の伝統的な素材や技法を忠実に守り、兄・十代休雪(後の休和)が探求し、萩焼に新境地をもたらした「休雪白」(*1)・純白の藁灰釉(*2)を引き継ぎ、自身の作陶に展開させて確立しました。
その80年に及ぶ作陶生活の集大成として、茶碗や花入、置物、水指など約180点を一堂に会し、4つの時代に分けて紹介します。大きな転機となった4つの時代ごとに作風や陶技を見比べることができ、萩焼の造形美に触れる絶好の機会となっています。
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コメント
イッセーさん、コメント、TBを頂きありがとうございます。そして、再登場おめでとうございます。楽しみです。
忘れるわけないじゃないですか、毎日訪問していたのですから。
本当に良い展覧会でしたよね。焼き物は難しいという感じを持っていたのですが、十分楽しむことができました。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿: イッセー さんへ | 2006.08.18 21:09
makoさん
こんばんは、ご無沙汰していましたイッセーです。もう忘れてるかもしれませんが。
私もこの展覧会いってきました。地の部分と白の部分との交わりが印象的で、良い展覧会だったと思います。
またブログ新たに始めましたので、よろしかったらお越し下さい。
よろしくお願いします。
投稿: イッセー | 2006.08.18 01:26
elmaさん、コメントを頂き有難うございます。
このような会場で、解説を読みながら鑑賞すると、感心してしまうのですが、何処かの机の上にポンと置いてあったら、それを見て、どのような印象を持つか私自身、自信がありません。
その程度です。
展覧会で、作品を、うまく見せられているのかもしれませんね。
投稿: elmaさんへ | 2006.08.16 17:15
こんばんは!
「鬼萩」っていうのですね。「休雪白」・・・新しい知識をまた得ました。
私も昔、萩焼きが好きだったことがあります。その時は、薄いピンクがかった酒器(安物)を手に入れました。湯のみやマグカップもあります。今はこの方面は、全然です。
実家から帰る途中、今日「竹橋」の方に行こうと思ったのですが、疲れていたので止めました。ネットをつないだら、この記事を拝見したというしだいです。
投稿: elma | 2006.08.15 19:26