プライスコレクション-若冲と江戸絵画
期待していた展覧会ですので、早速行ってきました。
3時間かけて堪能してきました。
昨年の北斎展のような、圧倒される感じはありませんが、十分楽しめました。
時間がとれたら、再挑戦です。
私の一等賞です。
着物の質感と、じゃれつく子犬が可愛い。女性の風情が涼やか。
美人に犬図--山口素絇--
青桐・紅楓図--鈴木其一--
蒸し暑い日だったからでしょうか、このような清清しい絵がとてもよかった。
波浪飛燕図--岡本秋暉--
波の迫力と、燕のの描き方、動きのある絵です。
十二ヶ月花鳥図の一部(11月、12月)--酒井抱一--
なんとも情感豊かな、やわらかい絵です。
以下に、鶴を描いた絵の比較をしてみました。
夫々、趣があって良いですね.......。
竹梅双鶴図--伊藤若冲--
鶴図屏風(右)--伊藤若冲--
鶴図--曽我蕭白--
群鶴図屏風(左)--鈴木其一--
群鶴図屏風(右)--鈴木其一--
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コメント
elmaさん、コメントを頂き有難うございます。
展覧会場は混んでいましたよ。
圧倒されるような作品は少なかったように思いますが、保存状態がよい作品が多く、楽しめました。
「照明の変化で、作品がどのように見えるのか」
今回は、このようなコーナーも設けられていました。
とても興味深く、観ることが出来ました。
3時間いても飽きませんでした。
もう一度行くことになるかもしれません。
投稿: elmaさんへ | 2006.07.10 12:43
掲載された中で、「竹梅双鶴図」「鶴図屏風」--伊藤若冲--の絵がいいと思いました。(私だけの感想です)
さっそく、行かれたのですね。
「なよっと」した女性の絵、なぜか、竹久夢二を思い出しました。昔、好きだったのですが、今はあまり・・・。
全体にやさしく、どぎつくない絵ばかりで、趣きがあるものばかりですね。
見させていただきありがとうございました。
投稿: elma | 2006.07.09 07:33